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本屋をぷらついても、各種新刊案内の冊子を見ても、「おお、これは」と思わず手に取りレジに走ってしまうような(もしくは「ショッピングカートにいれる」、「レジに進む」、「注文を確定する」という操作を何の躊躇もなくスルーで行ってしまうような)本が近頃ない。
わたし、を気にかける、とはどういうことだろうか?
とりあえず「もっぱらな試験勉強」としての、専一的なCSがらみの読書から解放され、ここは一つ、全然CSとは関係のない、それどころか大きく自然科学とも関係のないものを読もう、と思って購ったフーコーのL'herméneutique du sujet (翻訳『主体の解釈学』)を、「読まずに語る」メソッドで語ってみる。
ある本について、それを読むことなく語る、というと、同じコンセプトで筒井康隆(字使い分かんね。これで合ってる?)が文藝時評をやっていた気がするのだが……気にしない気にしない。
虫本来た、って何日か前の話だけど、ま、この本を待ち焦がれるエントリもぶち上げた手前、一応ご報告を。
で、実物を改めて手にして思ったことは、もう言うまでもない、という感じなんだけど、「素晴らしい」の一言。全編が著者Eisnerの虫への愛と、発見することの驚きと喜びに溢れている。
そして、そのような愛と驚きと喜びが、これまた驚きに満ち満ちた豊富な写真で彩られてるってんだから……もう、何をか言わんや、ですよ。
これでお値段2,000円ちょいってのは、かなりのお値打ち品。はっきり言って、ここに収められている写真を見るだけでも、十分元は取れる。
というわけで、激オススメです。是非(って、誰が買う)。
さっき、このブログのアクセス解析をしているときに、どうもこのブログ、検索語「本好きへの100の質問」でググるとけっこうな上位で引っかかることに気付いた……って、それはどーでもいいんだけど、その調査過程で見つけた「活字中毒者に50の質問」に、活字中毒でも何でもないにも関わらず、答えることにした! 文句あっか!(藤崎さんのマネ)
この間三省堂で発見した虫本を持ち焦がれる気持ちを、どうにか鎮めるために書くエントリ。
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