雑 [雑]

スパムコメントを削除したついでに、あれこれよしなしことどもを。

■娘
これは、「親ばか発言」と捉えてもらっていっこうにかまわないのだけど、ときおり、（ちょう大げさに言えば）「こいつはシンギュラリティ越えしてるんではないか？」と思わされることがある。以下、ぱっと思いつくかぎりでの、そういった「シンギュラリティ越え」ポイントを。

• けっこう複雑なタブレットの操作を一回教えただけで難なくすらすらと再現する。
• 一回見ただけの映画でもかなり筋を覚えており、二回目に見たさいに、おそらくは本人にとって印象的であったであろうシーンを先どりして「このあと～するの」と言ったりする。
• 写真に映りこんだごく断片的な本のページから、それが何のページであったか的確に認識する。
• 両親とも母語が日本語なのでとうぜん家庭内での基調言語は日本語であるにもかかわらず、英語で見た映画も内容を把握しており、その内容を日本語で語る。
• 布団のうえで爆転する。

■博士論文
博士論文もとうとう最終章にいたり、やっと自分がほんとうに何が言いたいのか見えてきた。

それはそれ自体としてとてもよろこばしいことなのだけど、その「ほんとうに言いたいこと」にそってこれまで書いた部分をかなり大幅に書きなおす必要があり、悲喜こもごも。

■2016年音盤ベスト
2016年音盤ベスト、じつは、歌もの男編女編以外に、（エレクトロニカ系やらドローン系やらノイズ系やら生楽器前衛系やらを集めた）インスト編、そして「アルバム単位ではそれほどでもないけど、でも、この曲は好き」といったものを集めた Honorable Mentions 編を考えていたのだけど（そして、ほぼ選曲は済んでいるのだけど）、一年も半分を過ぎた時点で去年のベストを公開するのはさすがにまぬけすぎだろうと最終調整する手がにぶっている。

■ブログ
以前、「ブログを書いている人への100の質問」といった質問集における「あなたはなぜブログを書くか」というものについて「自己表出の修練のため」と答えた覚えがあるのだけど、ブログを書かなくなればなるほど、そういう自己表出への指向がどんどん少なくなってくる。

それでも、おりにふれ「これ、ブログに書こうかな」と思うことはあるのだけど、じっさいの執筆にいたるはるか手前で「でも、そんなことおれが書いてもどうってことないしな」とけっきょくは書かずじまい。

このブログを定点観測してくれている人はどう多く見つもっても10人に満たないであろうから、じっさい、何について書こうが書くまいが「どうってことない」ことはたしかなのだけど、それでも、自分の過去の記事を読みかえすと、いろいろと気づかされる、あるいは、気づかされるとまではいかずともたんじゅんにおもしろいので、せめて一ヶ月に一回ぐらいは、未来の自分のためにブログを更新したいと思う。