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ある日のオフィスアワーでの学生さんとの会話。
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ぼくには、ぼくほどものぐさな人間もそうそういるまい、という自負がある。毎日好きなだけ寝て、好きなこと(この「好きなこと」というのも、音楽を聞いたり映画を見たりという、負荷の低いものが望ましい)だけをして過ごせたらどんなにかいいだろうと思う。
今日、奥さんが夕飯の用意をしながら "Love Will Tear Us Apart" を口笛で吹いていて、しかもそれをあまりに何食わぬ顔で軽快に吹いていたので思わず笑ってしまった。
リファラを見ると、このページ経由ではなく、いずこからか PDF にちょくせつアクセスしている例があるようですが、もし紹介していただける場合、このページにリンクしてもらえるとありがたいです。これは、強制ではありませんが、そうしていただくと、まず、つねに最新版 PDF が提供できるということがありますし、そして、この文書を読むさい、執筆背景を知っておいてもらいたいということもあるので、おねがいします。

この前、ぼくが今期担当している初級論理学の中間試験があったのですが、そのさい、けっこうな数の受講生の人から「中間試験に向けてのスタディ・ガイドがあるとうれしいんだけど」と言われたので、「おう、書くよ」とふたつ返事で引き受けたところ、このぐらいの話題だったらとりあえず何も参照せずとも書けるので(幸か不幸か)すらすらと筆が進んでしまい、「スタディ・ガイド」というよりも「教科書」に近いようなものができあがりました。

そもそもスタディ・ガイドとして書きはじめたゆえ、ところどころ説明をはしょってる部分もあるかとは思いますが、あたうかぎり自己完結的に書いたつもりですし、演習問題も解答付きなので、「真理木の方法にもとづいた初級論理学を独習したい」という人にも有益かと思いますゆえ、ここに公開します

短期間(じっしつ二日)での執筆ゆえ、記述が至らなかったり演習問題が練られていなかったりといろいろ不満はありますが、お役に立てれば、そして、できうべくんばたのしんでいただければうれしいです。

とりあえず現在のところ命題論理の部分までだけですが、このあと、述語論理についても書く予定です(というか、おそらく書かざるをえないことになる)。余裕があれば「補遺」として完全性定理の(それなりに詳しい)証明や、さらに余裕があれば歴史的背景や進んだ話題についての註なども付け足したいと思っています。

大小もろもろあるであろうまちがいの指摘、「ここ分かりにくい!」という不満、「こうしたらいいんじゃない?」という提案などがありましたら、コメント欄、あるいは thayashi@ucalgary.ca までお寄せくださるとありがたいです。
今日オフィスアワーのとき質問をしにきた学生さんに「ちゃんと寝てる?」と言われたんですが死にそうな顔でもしていたんでしょうか。
抽象的な夢をたまに見る。昨日見たのは付値函数の夢だった。べつに、夢のなかで付値函数についてしゃべっていたというわけではない。夢全体が、なんとなく、付値函数だった。
いま担当している初級論理学演習の宿題の採点をしているんですが、一問採点が終わるとそのたびにトイレに行ったり外に煙草を吸いに行ったりしてぜんぜん採点がはかどりません。

そしていま、一問採点をし終えたので、これを書いているわけです。
■テレビ番組: Peppa Pig


最近、Peppa Pig というイギリス産アニメをよく見ています。

こちらの(にかぎらないかな)子ども向け番組というのは、番組中一回はかならず「おともだちとは仲よくしよう!」みたいな説教というか教訓がはさみこまれることが多いんですが、この Peppa Pig ではそういう説教臭さはほとんどなく、とんちきなことが起こってもとくにそれを教訓話に回収することなく、「まあ、結果たのしかったからそれでいいじゃん」と終わることが多いので、ぼくもけっこう好きです。

■音楽: Taylor Swift, Shake It Off


これはどういう経緯で娘が好んで見るようになったのかよく分からないのですが、色んな種類の踊りが出てくるのがたのしいのか、「しっかっお! しっかっお!」(彼女なりに "Shake It Off" と言っている)と再生をよくせびられます。とくに、チアガールに扮したテイラー・スウィフトがぶん投げられるシーンがお気に入りらしく、そのシーンになるとこちらに駆け寄ってきて自分のこともぶん投げろと催促されるので、なかなか大変です。

■本: 図解大事典 日本の妖怪


これは、ぼくが妹から誕生プレゼントにもらったのですが、娘のほうがよく読んでいます。とくに、「蟹坊主」というのがお気に入りなようです。

今期担当している論理学演習では教科書としてリチャード・ジェフリーの『形式論理学──その射程と限界』(翻訳)を使っていて、みなさんご存知のようにこの本では証明法としてタブロー・メソッドを採用しているんですが、ぼくはあまりこのタブロー・メソッドってやつが好きではないんですね。何と言うか、メカニカルに過ぎる。さりとて、ぼくのような半端ものにはヒルベルト・スタイルはちょっとごりっとしすぎているので(「男は黙ってヒルベルト・スタイル」というセクシスト的な文言が頭をよぎった)、フィッチ・スタイルあたりがちょうどよいようです。
 Passés cités par JLG
Georges Didi-Huberman
(Les Éditions de Minuit, 2015)

ディディ=ユベルマンのゴダール論とか、そりゃまあ読みますよね。

ところで、言葉を舌のうえで転がすような劈頭の書きぶりに何となくデリダを想起したんですが、思い返すと、ディディ=ユベルマンがデリダに言及した例ってあんまり思い浮かばないんですよね。『残像』(翻訳)とか、テーマ的にもそれなりにデリダを参照していておかしくないのに、言及されていた覚えがない。(とはいえ、『残像』を読んだのはそれなりに前の話だし、何より、「読んだ」と言っても「パラパラとページを繰った」と言ったほうが適当な読み方だったので、その印象の真正性はまったくあやしいのですが)


 Différence, Différend : Deleuze et Lyotard
Frédéric Fruteau de Laclos (Éd.)
(Encre Marine, 2015)

このブログで何回か言ったことがあると思うのですが、リヨタールというのはあんがい好きな書き手で、とくにこの書物のタイトルにも採用されている『相違』(翻訳)は、その文体的および内容的な読みやすさもあいまって、大学生のころの愛読書のひとつだった(あまつさえ、カナダくんだりまで携えてきている)ということもあり、購入。でも、はたしてちゃんと読むかな?


 Lettres et autres textes
Gilles Deleuze
(Les Éditions de Minuit)

これの翻訳が出るとの報にふれ、あわてて購入。書簡というのは、その人の本音があんがい分かりやすいかたちで出ていたりするので、たぶんおもしろいのではないかと。


 The New Annotated H.P. Lovecraft
H.P. Lovecraft
(Liveright, 2014)

大学の生協で見かけ、編者の序章も註釈も読みごたえがありそうだし、それにアラン・ムーアも序文を書いてるしで、まよわず購入。アラン・ムーアの「ラヴクラフトは変わりものだったからこういう特異な物語を書いたのではない。そうではなく、彼が新興勢力の勃興におびえる凡庸な中産階級だったからこそ、こういう物語を書いたのだ」という指摘に「なるほどなー」と思いつつも、「でも、そういう中産階級に属する大半の人たちはこんなとんちきな話を書いたりしなかったので、やはりラヴクラフトはどっかたがが外れていたのでは?」とも思ったり。
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