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宣言どおり、Noise/Music で引かれていた音盤を紹介するシリーズ(この記事の終わりに過去記事一覧あり)を、再開。ただ、時間がないので、ほんと手短に。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00002578M/hayashinoblog-22/ref=nosim   I.S.O.
I.S.O.
(Alcohol, 1993)

これは残念ながら未聴ながらも、大友良英、サチコM、そして一楽儀光というメンバー構成から、その音は何となく想像できます。とはいえ、そういう「想像された音」とそのじっさいというのは、言うまでもなく、とんでもない懸隔がときにあったりするので、予断をまじえずに、ぜひ聴いてみたいものです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000A0DRX/hayashinoblog-22/ref=nosim   After Bathing at Baxter's
Jefferson Airplane
(RCA/BMG, 1967)

何ゆえにジェファーソン・エアプレイン? しかも、Surrealistic Pillow ではなくAfter Bathing at Baxter's ?という気がしますが、Noise/Music 本文によると……って、索引に載ってないじゃないか! つわけで、どういう文脈でこれが引かれていたのかよく分かりませんが(いちおう通して読んだのだけど、まったく覚えていない。「楽器としてのスタジオ」がらみのとこだっけかな)、まあ、一般的な意味で「聴いておいたほうがいいアルバム(グループ)」ってやつですね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000009QCR/hayashinoblog-22/ref=nosim   John The Postman's Puerile
John the Postman
(Overground, 1998)

ジョン・ザ・ポストマンも、いわゆる「伝説」ってやつですねえ。Noise/Music での登場は、"inept"という章に、アルタネイティヴTVだとかジャームスだとかとともに登場。でも、「ルイ・ルイ」を、歌詞を知らないままカヴァーしようとしたりってのは、"inept"と言うか何と言うか、ですが、でも、ineptnessってのは重要、なような気がします。

http://www.discogs.com/release/351278   Metal Dysplasia
K2
(Kinky Music Institute, 1996)
http://www.discogs.com/release/351293   Molekular Terrorism
K2
(Pure, 1996)

K2は、上掲2作のうちMetal Dysplasia しか聴いたことがないんですが、その範囲で言うと、どこか物足りない感じもしてしまう、もうちょっと具体的に言うと、バーストしきるかそれとも冷徹な構築に傾倒するか、そこいらのバランス感覚に詰めの甘さがあるような気がします(えらそうなコメントである)。ただ、メタルパーカッションの「鳴り」はやっぱりいいですね。ライヴで見るとかっこよさそうです。

http://www.discogs.com/release/512130   Split
Incapacitants/Kazumoto Endo
(Gentle Giant Records, 1997)

こりゃまたマイナーなものを……。ともあれ、この7インチシングルは持ってますが、かなりいいです(とくに、インキャパシタンツサイドよりも、Kazumoto Endoサイドが出色)。何と言うか、「いいノイズはやっぱり、うるさいだけじゃないんだな」という、ごくごく当たり前のことを再確認させられますね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005AUN7/hayashinoblog-22/ref=nosim   Abandon All Words at a Stroke, So That Prayer Can Come Spilling Out
灰野敬二
(Alien8 Recordings, 2001)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000003U64/hayashinoblog-22/ref=nosim   I Said, This Is the Son of Nihilism
灰野敬二
(Table of the Elements, 2002)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000057DTA/hayashinoblog-22/ref=nosim   So, Black Is Myself
灰野敬二
(Alien8 Recordings, 1997)

灰野敬二の奏でる音を「ノイズ」と言うのはちょっと抵抗があるのだけど、「ノイズ」というものを「音楽における驚き」と捉えかえせば(そして、こういう捉えかえしは、灰野敬二が銀星倶楽部のノイズ特集号で語っていたノイズ観とも通ずる)、灰野敬二の奏でる音には「驚き」が溢れている。

ここに挙げられた3作は、なるほど、その上っ面だけを捉えても、たしかに記号的に言われる「ノイズ」に肌ざわりが近い作ではあるかもしれないが、灰野敬二を聴きはじめるには、まず不失者哀秘謡と言った「グループ作」から入ったほうが、なじみやすい、と思う。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00065MDSG/hayashinoblog-22/ref=nosim   Larks' Tongues in Aspic
King Crimson
(Island, 1973)

クリムズンの第2期に関しては、語りはじめると止まらない、と言うか、むしろ、「とにかく聴け」で終わっちゃうな。以上。

http://www.discogs.com/release/586703   Ultimate Material II
K.K. Null
(Fourth Dimension Records, 1995)

岸野さんのソロ作、というか、YBOとZeni Geva以外の参加作って、Dossierのコンピのやつと、あと、A.N.P.ぐらいしか聴いたことがないので、これからがっつり聴くことにします。最近は、ソロに関してはおもにエレクトロニクス主体の作品になってるらしいけど、やっぱりギターをもっと弾いてほしいなあ。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005YJ0F/hayashinoblog-22/ref=nosim   Quoted Landscape
Koji Asano
(Solstice, 2001)

うーん、聴いたことない。すまん。


"Noise/Music" Discs 過去記事

第1回
第2回
第3回
第4回
第5回

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