[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
刊行年が1967年とちと古いのだけど、いまでもちょくちょく論文でリファされているのを見かけるPaul Edwards編纂のEncyclopedia of Philosophyが、地元の古本屋でけっこうな安値で放出されていたので、さっそく落掌した。
きのう書目だけ挙げた買い本エントリの、コメント追補完全版。手抜き、と言われると、かえす言葉もございません。
今日となり町に行ったとき、Goodwill(日本で言えば、ブックオフ中古劇場のようなところで、古着・古道具・古本など、セコハンもののスーパーのようなところ。売上は障碍者等の支援金になる)で買ったもの。
デリダ(『弔鐘』)→ヘーゲルという道筋から、フランス系の『ヘーゲルと現代思想』という本に至り、そこに所収されているアルチュセールの「ヘーゲルに対するマルクスの関係について」という論文をきっかけに「ヘーゲル=マルクス問題」とでも言うべきやっかいなところに頭を突っ込みかけてるわけですが、アルチュセール論文に見られる「ヘーゲル(の方法=弁証法)をリカード(の経済学)に適用する、のではなく、それ(=ヘーゲル弁証法)をリカードのうちで作動travaillerさせる」という「マルクスの方法」(≒唯物弁証法)の特徴づけやら、同じくアルチュセールの『マルクスのために』(翻訳)における名高い(?)「(ヘーゲル弁証法において)神秘の殻mystischen Hülleのうちにある合理的な核rationellen Kernを見つけ出すこと」解釈やら、昔(学部生のころ、ですな)は「ふんふん」とそれなりに感心しながら読んだ(あるいは読んだであろう)箇所が、「何や、よう分からん」というか、「アルチュセール、ほんとうにちゃんとヘーゲル読んでたんか?」という感想を持ちましたです。
06 | 2025/07 | 08 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
音
雑
虫
技術
『スペクタクルの社会』を読む
ドゥルーズ講義録
電波
趣味の数学
趣味のゲーデル
『プリンキピア・マテマティカ』を読む
自己紹介もどき
ブログペット俳句
芸術一般
言語ヲタ
お客様
GRE CS
留学
Boing Boing
映画
ちょっといい話
かなりダメな話
魂の叫び
哲学と数学
論文
引用
「いい」とも「ダメ」とも言いがたい話
悲喜こもごも
証明論
ポエム
書物への呪詛
言わずもがななことではあるけれどときに忘れてしまうこと
何か無駄なことをしよう
日々
趣味の勉強
夢
ブログの記事
翻訳
勉強
不眠
文房具
ライフハック
育児
thayashi#ucalgary.ca
(#を@に置換してください)
このブログで紹介したことのある本をランダム表示。
このブログで紹介したことのある音をランダム表示。