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時間がないので(ねがわくば)手みじかに(なりますように)。


 Os Mutantes
Os Mutantes
(Universal International, 2002)

言わずと知れた、ととてもではないけど言えないところがちょっとかなしいオス・ムタンチスの、えーと、ファースト、でいいんだよね?

先ごろから、こちらのマクドナルドの宣伝にオス・ムタンチスの楽曲が使用されており、「そういやむかしよく聴いてたなあ」とあらためて聴きかえしてみた次第。やっぱり、いい。


 Grizzly Man
Richard Thompson
(Cooking Vinyl, 2005)

このあいだ記事を書いたGrizzly Man Diariesの音楽がけっこうよくって、で、このGrizzly Man Diariesの「映画版」と言うべきGrizzly Man(監督はヴェルナー・ヘルツォーク)の音楽も、Grizzly Man Diariesと同じくリチャード・トンプソンが担当しているということで聴いてみたら、あらびっくり、聴きたかった曲が入ってるではありませんか!

テイストとしては、メジャー感がやや増されたBad Timingというか、明るくなった(とはいえ、全編に寂寞感の垂れこめる)Dead Manというか。


 Dead Man
Neil Young
(Vapor, 1996)

つわけで、デッドマン。

じつは、映画は観たことがないのだけど、そんなことはまったく頓着せず、音のみでじゅうぶんたのしめる。

レヴューには、「映画を見ずにこのCDを聞くと[、]Neil Youngのギター音でごはん3杯食べられるという人以外、なんじゃこりゃになる危険性大」とあるけど、おれは、ニール・ヤング自体はそれほど好きではなくても(というか、ほとんど聴いたことがない)いけたので、あまり「映画を観たことがあるかどうか」ということにはこだわらなくてもよいのではないかと。もちろん、観ておいたほうが、より味わいはふかまるのだろうけど。


 Villainaire
The Dead Science
(Constellation, 2008)

これは、おれ、だめだ。

いや、バックの音とかも(決定打に欠けるとはいえ)けっこういいし、某レコ屋さんがこのヴォーカルを評して言う「陶酔系」ってのも広い括りで言えば好きなんだけど(Xiu Xiuとかね)、このヴォーカルの「陶酔」は、ちょうどメタルなんかで聴かれるようなそれで(ごめんね、メタル好きな人)、それがたまらなくだめ。


 Asleep Amongst the Thick Weeds
Ajilvsga
(Students of Decay, 2008)

このあいだSparkling Wide Pressureを聴いておおいに気に入ったStudents of Decayからの、XelaとのカップリングテープがよかったAjilvsga(やっとこさ、そらでスペリングできるようになった)のリリースを何とか手に入れることができた。

音は、上記リンク先Sparkling Wide Pressureの感想でも書いたような「ぼろぼろに錆ついた」もの。そこで書いたことと同工異曲なことを繰りかえせば、このような、いっぱんにはカテゴライズする言葉がまだないのだけど(そのうち「ハーシュ・アンビエント」とか呼ばれるかもしれん)、自分の趣味にぴったりくるものが(かなり局所的とはいえ)もりあがってるのは、とてもうれしい。


 Mac Blackout
Mac Blackout
(Dead Beat, 2008)

どこぞかのレコ評で、クロームの名前を引っぱりだしてレヴューされていたので、「愛聴盤ベストなんちゃら」というものに答えるとすればかなりの確度でHalf Machine Lip Moves(いまなら、なぜだかすげー安いChrome Boxで聴けます。この値段なら、クロームを聴いたことない人は迷わずいっとけ、って感じですね)は入れるであろうおれとしては聴かねばなるまい、と聴いた1枚。

で、こういう場合、けっきょくは「ぜんぜんちがうじゃん!」となることがおおいのだけど、このマックブラックアウトは、「もろ」ってんではなけれど、くだんのレコ評にもじゅうぶんうなずける程度の「クロームっぽさ」で、そういう意味では満足。

ただ、問題は、これを聴くならクローム聴いちゃうかな、ということか。


 Smile
Boris
(Southern Lord, 2008)

「一粒で二度おいしい」というか「商売上手」というか、Smileの「US仕様」盤fromサザンロード。

レヴューにもあるとおり、従来のボリス節というか、ギターがバーストしまくっている。おれは、US仕様でないものをさいしょに聴いたからか、ギターが(比較的)鳴りを潜めた感じが気に入っていたので、これはこれでよいのだけど、やはり、軍配はUS仕様盤でないほうにあげます(って、べつにそういう勝負はしていない)。


 All the Way
Growing
(Social Registry, 2008)

前作Vision Swimがそれなりに鮮烈な印象を残したGrowingの新作(かな?)。ただ、ジャケの感じからも分かるとおり、何だかVision Swimの「アウトテイク集」という風味がして(じっさいにはちがうんだろうけど)、これだったらすなおにVision Swimを聴けばよいのではないか、とも。


 Aaltopiiri
Pan Sonic
(Mute, 2001)

なぜだかPan sonicが聴きたくなり、ジャケが素っ気ない時代のもの(ほかには、AとかVakioとかね)だったらどれでもよかったのだけど、とりあえずこれを。やはり、いつ聴いても、よい。

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