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そもそも音楽をあまり聴いていなかったということもありご無沙汰だった聴音日記。とはいえ、この日記用に聴いたというわけではなく、その日その日に聴いたものをそこいらにちょろっとメモしてあったものの転載という感じなので、感想とかはややいい加減かも。


 Fisherman's Woman
Emiliana Torrini
(Rough Trade, 2005)

新譜が出るだの出ただのということなので、この旧譜をあらためて。

ほとんどアコギの弾き語りで、ぱっと聴き特筆すべきような点は何もないように思われるのだけど、声質のやわらかさもともなってふしぎと何度でも聴いてしまう、そんなアルバム。


 Metals
Jon Mueller
(Table Of The Elements, 2008)

これはね、けっこういいです。

パーカッショニストのソロ作で、TOTEからのリリース、しかもタイトルがMetalsとくれば、どうしたってメタルパーカッションものを思いうかべてしまうわけですが、これが何と、ドラムだけでメタルを感じさせようというアルバム。

このリズムトラックに自分でいろいろとかぶせたりするとたのしそう。


 Baby, It's Cold Inside
The Fun Years
(Barge Recordings, 2008)

これもけっこういい。

グリッチーで茫漠とした持続音基調のバックトラックに、ゆったりとしたメロのギター(Baritone Guitarと書いてあるけど、ちがいがよく分からん)が乗る、という構成。


 Secret Valentine
Televise
(Distant Noise Records, 2008)

「シューゲ路線からエクスペリメンタルな方向に転換した」と言われるテレヴァイズの新譜。「シューゲ路線」だったころを知らないから何とも言えないけど、今作だってじゅうぶん「シューゲ路線」に組み込み入れられうるものだと思う。


 Jesu/Battle of Mice
Jesu/Battle of Mice
(Robotic Empire, 2008)

イェスのトラックは、まあ「いつもながら」というか、しょうじき「佳作」どまりで、そのうえスプリットのもう片方のバトルオヴマイスがちょっと苦手なタイプ(とくにヴォーカルの声質)なので、それほど急いで買うようなものでもないかと。


 II: Points at Infinity
Atavist/Nadja
(Profound Lore, 2008)

何だかリリース量がものすごいことになっているナジャとアタヴィストの共作。上のイェスとバトルオヴマイスのものとちがい、こちらは前作もよかったし、安心して聴きました。

で、じっさいに、期待にたがわぬよいできで、とくに、1曲目でゆったりじわじわと攻めつつ、2曲目でぶちあげるという構成が、ありがちと言えばありがちなのだけど、やはりかっこいい。

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