『批判的探求』誌2008年冬号紹介文献より (3) [本]

これのつづきのつづき。あやうく忘れるところだった。

• Michael Mangan, Performing Dark Arts, Intellect
  手品の文化史。ちょっとおもしろそう。
  
  
• Arne Melberg (ed.), Aesthetics At Work, Unipub
  版元の紹介文を見ても、いまいちどういう本なのか判然としないのだけど、いちおう。
  
  
• M.L. Morgan and P.E. Gordon (eds.), The Cambridge Companion to Modern Jewish Philosophy , Cambridge
  "Modern"以前に"Classical"のほう（つまり、ユダヤ教の／というバックグラウンド）をまずおさえておけ、という感じもしますが、ともあれ。日本的に「人」を軸に観ずると、「スピノザからデリダへ」という感じになっております。
  
  
• T. Murphy and A.-K. Mustapha, The Philosophy of Antonio Negri, Univ. of Michigan
  これの続編。ただ、さいきんとみにネグリから興味が失われているので（それだったら、親玉のマリオ・トロンティのほうが気になる）、じっさいに読むかどうかは分かりませんが、いちおうピックアップ。
  
  
• Howard Risatti, A Theory of Craft, Univ. of North Carolina
  「機能と美的表現」という副題から、どういう内容かだいたいのあたりはつくけど、目次を見てみると予想以上にこちゃこちゃ論じてそうなので、図書館で実物を見てみよう。
  
  
• M. Rossington and A. Whitehead (eds), Theories of Memory, Johns Hopkins
  さいしょこっち系のリーダーかな、と思ったんですが、それをも含みつつ、もっとひろい範囲での「記憶論」を扱っている、ようです。これも図書館で要チェック。
  
  
• Edward E. Said, Music at the Limits, Columbia Univ.
  まあ、いちおう。