『プリンキピア・マテマティカ』を読む (0) [『プリンキピア・マテマティカ』を読む]

昨日、「マイナスかけるマイナスがプラスである」ことを示すため（のひとつの例として）(-1)x(-1)=1であることを証明しながら、当然のようにPrincipia Mathematica における「1+1=2であることの証明」について考えていた。そんなわけで、死ぬまでにいつかはやろうと思っていた「プリンキピア・マテマティカ読書計画」を、ここに発動させる。

とはいえ、全3巻でほぼ2,000ページになんなんとするものの完全踏破をさいしょから目指すのはあまりに無謀な行為なので、上記の「1+1=2であることの証明」が「示唆」される第1巻379ページ（第2版だと362ページ）までをとりあえずの目標とし、次の指針に則って計画を進めることにする。

• 1日にたとえ数ページ、いや数行であるにせよ、『プリンキピア・マテマティカ』を毎日読む。
• もしちらりとすら読むこともかなわなければ、1日に少なくとも数分は『プリンキピア・マテマティカ』（もしくは、ラッセルあるいはホワイトヘッド）について思いを馳せる。
• その成果を1日1回「プリンキピア・マテマティカを読む」というタイトルでアップする。もし、上記のいずれも叶わなかった場合、そこに『プリンキピア・マテマティカ』に関係あるんだかないんだか判然としないような日記でも何でもいいから書く。

これだと、何とはなしにmanageableな気がするが、どうだろう。ともあれ、「継続は力なり」という、妥当性があるんだかどうだかあやしい言葉を胸に、やってみようと思う。とりあえず、翻訳も出ている序章から、はじまりはじまり。

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ちなみに、1910-1913年刊行の『プリンキピア・マテマティカ』第1版は、ウェブ上で閲覧可能。

Vol. 1
Vol. 2
Vol. 3