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ゲーデルのontological argumentに関するペーパーの序論で、思わず大脱線して形式存在論について熱い語りをしてしまいそうになった。あぶないあぶない。
昨日の所行から考えるに、そうなるのもむべなるかななのですが、風邪っぴきです。もっとも、それほどひどくはないのですが、とはいえ、わんさと課題をかかえてる身としてはなかなかにきつい。部屋をあたたかくしたうえで、服もけっこう着込み、それに加えてコーヒーなんぞも飲みまくって身体の内側からのあたためも狙ったりして、えらいさわぎ。さて、どうなることやら。
もとはと言えば、おとなしく部屋で執筆をつづけていればいいものを、「食うもんも底を尽きかけているし、それに、ちょっとは外の空気を吸ってリフレッシュしたほうがいいよな」と買い物に出かけたのがいけなかったんですが、それにしても今日は不運つづきでした。
詳しくはここを参照、ですが、何でも入管から「ネグリが『政治犯』であったことを証する公式文書」の提出を土壇場になって求められ、んで、そういう「公式文書」が入手できずオジャン、とかそういうことらしいです。
つわけでみなさん、デモですよ、デモ!
3月第2日曜日の深夜が冬時間と夏時間の切替え日であったらしいのですが、今日の今日までそんなことはまったく頓着せず、いつものとおり、つまりいまだに冬時間のつもりでゼミに出かけたら、すでにゼミ開始から1時間経っていたというダメっぷり。でも、まあ、それなりに早く(って、全然「早く」も何ともないけど)気づけてよかったです。
てきめんに気分がわるくなり、しかも、パンを食ったこととの因果関係は定かならざれど、じゃっかん熱っぽくもなってきて、大変でした。
そんなこんなをおして、今日から平常営業です。
ペーパーのラフドラフトの直しが先日返ってきて、総体としてはなかなかの高評価だったのだけど、1点、欄外に「ここでの『第3の論点』って何?」という書込みがあって、なるほど、その部分ではたしかに、「この第3の論点は第2の論点の補題であって、もし第2の論点が反駁されれば必然的に第3の論点もその基盤を失う」みたいなことが滔々と書いてあるんだけど、そのまわりを見わたしても、どこにも明示的にその「第3の論点」は何かということが書いてない。こりゃ、夢うつつのなか「小人さん」が「ある論点を支持(もしくは反駁)するときには、そのサブ論点を少なくとも3つ提示し、そのそれぞれを支持(もしくは反駁)すること」という「ペーパー書きの基礎」を忠実に守ろうとしてしくじったんだな、と思ったんだけど、それにしたって唐突すぎ、かつ自信に満ちている書きっぷりなので、少なくともこれの執筆時にはほぼ確実に「第3の論点」を明確に思いえがいていたに違いなく、そう思って数ページ前まで遡ってみると、ものすごく分かりにくいかたちでその「第3の論点」が提示されていた。ナボコフの小説じゃないんだから、そんな分かりにくいかたちで「伏線」を張るなと言うのだ。
前のエントリで『プリンキピア・マテマティカ』の定理54.43およびこの定理54.43を用いてなされる"1+1=2"の証明ステップ数を調べるために使ったMetamath programを公開しているその名もMetamathなるページのProof Explorerというセクションがやばすぎます。「やばい」という、本来わるい意味にしか使われていなかった語がいつしかどちらかと言えばよい意味で使われるようになった経緯が得心できるぐらいにやばいです。読まなければならないもの、書かなければならないものを山ほどかかえ、おまけに明日は教授との会合やら事務仕事やらで普段平生より早く学校に行かなければならないというのに、ある定理からそれに使われているサブ定理を追ってるうちに、もうこんな時間(午前3時過ぎ)ですよ。量子論理のセクションもありやがるし、なんつうか、いい意味に転用されるようになった「やばい」が、ぐるっと一周してわるい意味に戻ってきた、そんな感じですね。
さいわいなことに学業関係のことはさほど忘れないのだけど、たとえば、ここに書こうと思っていたことや、聴いた音で「いいな」と思ったもの、ふと脳内に聴こえてきた曲のアイディア、そんなことどもがすかすかと抜けていく。まあ、「ここに書こうと思っていたこと」なぞ、はなから大したことではないことは分かりきっているので、それはべつだんどってことないが、音がらみのことに関しては、もうちょっとどうにかする方向で行動するとよからんとは思えど、なかなか。前者、つまり「いいな」と思った音に関しては、紙の切れっぱしなどに書きつけておけばいいのだけど、後者、つまり曲のアイディアに関しては、たとえばボイスレコーダなぞに吹きこんでおくということも考えられるけど、それをしている自分を思いうかべた時点で「こりゃアウトだろ」感がつよかったので、「思いだせないということは、その程度のものだったんだろう」ということで、すべてを忘却にまかせることにする。
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