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カントもののペーパー2本のうち、1本(定言命法の同値性について)終了。あとは「カントの美学論」てな感じのものを書くのみ、です(って、この「のみ」が曲者、なんですが)。
びみょうに(というか、もろに、か)"GTD in Academia"くさくてちょっと「引き」が入らないでもないのだけど、Successful Science and Engineering Teaching という本がおもしろそうではある。目次を見てみると、「学ぶために書く: 反省的ライティング reflective writing」とか「学生のものの見方 epistemologies を変える」とか、「どんなだろ?」と思わせられるようなトピックがあったりするので(もっとも、ここで挙げた前者に関しては、何が書いてあるかだいたいの見当はつくけど)、図書館に入ったら目を通してみよう。
セイゴオが最近、千夜千冊の遊蕩篇でワインバーグの『一般システム思考入門』を取りあげており、そこでのセイゴオの手堅く啓蒙的なまとめを読んで、おれがルーマンの『社会システム理論』に関していだいていた(そして、いまでもいだいている)「ここには『何か」ありそうではあるんだが、しかし……」という述懐の「しかし……」の部分がややはっきりしたような気がするので、それについて書く。
ほんと、届いた本をゆっくり検分するひまもありません。
以前「もうちと安かったら買うんだけどなあ」と言っていたEnglish Algorithmic Grammar が、何と3.99ドルという破格値(ちなみに、元値は180ドル)で出品されていたので、即注文しました。元値と売値の落差ゆえに、どんなコンディションなのかやや不安に思っていたんですが、届いた商品は、背にやや深めの傷がある以外はほとんど「新品」という状態で、そうした不安はまったくの杞憂、でした。
倫理思想ゼミで今週から『ニコマコス倫理学』という名前で知られるアリストテレスの著作を読むことになったのだが、「ゼミのため」ということでそれなりに精緻に読んでみると、昔日読んだときには看過してしまったことにいろいろと気づかされる。
先日「もし自分に中高生ぐらいの子どもがいて、彼ら彼女らが『何かおもろい本ない?』と聞いてきたらどういう本をすすめるか」という、「愚にもつかない」想定のもとでエントリを書いたわけだが、それをはてブしてくれている人がいて、そのブクマコメントに「中高生くらいの時分に読んで感銘を受けた本としてホフスタッター『ゲーデル、エッシャー、バッハ』、フーコー『言葉と物』、そしてドゥルーズ=ガタリ『アンチ・オイディプス』などがあり」というところが抜粋として引かれており、それを見て何だか「おれはこんな本を中高生のころから読んでたんだぞすごいだろ」と言っているような感じがして、はずかしくなってきた。ゆえに、いまさらながらではあるけれども、「いや、そういうことではないんですよ」という言い訳を、ひとつ。
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