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プリントアウトしただけで読んでないんだけどな。



一応リンク張っときますけど、学外からアクセスできるかどうかよく分からんので、もしリンクが有効でない場合はすんません、つことで。

  • Amartya Sen, "Sraffa, Wittgenstein, and Gramsci", Journal of Economic Literature (Dec., 2003)
    センさん、何ひそかにオモロそうなもん書いてまんのや!という一編。スラッファとウィトゲンシュタイン、という結びつきはけっこうよく語られるところだけど、ここにグラムシをからめてきたのがミソ、かな。
  • Mark van Atten and Juliette Kennedy, "On the Philosophical Development of Kurt Gödel", The Bulletin of Symbolic Logic (Dec., 2003)
    「フッサールとゲーデル」という副題が付けられててもおかしくないような一編。ビブリオ含めて50ページほどの力作。これはかなりオモロそうですよ。
  • Martin Davis, "What did Gödel Believe and When did He Believe it", The Bulletin of Symbolic Logic (Jun,. 2005)
    ゲーデルの哲学的立場、つまり、そのプラトニズム、について。上記のものに比べると、やや小粒な印象は免れえないけど、範囲が絞られている分読みやすそう。



あと、ちなみに、このあいだ「理想の世界、について」でサマライズしなきゃ、と言っていたのは、つぎの論文。

  • Sven ove Hansson, "Ideals Worlds: Wishful Thinking in Deontic Logic", Studia Logica (Apr., 2006)
    「理想の世界」というタイトルだけで内容を判断したらほぼ確実に外すこと間違いなしな一編。それなりにテクニカル、なんで、少なくとも様相論理の基礎的な知識は必須、でおじゃりまする。だから、このあいだいきなり、このペーパーについて口頭発表しろ、と言われたときは、けっこうあせった。おかげで、論理学の基本(シンタクスとセマンティクスの区別、とか)と、様相論理の基本の基本の一歩前ぐらい(可能世界意味論を中心に)を駆け足で解説し、何とかつつがなく発表を終え、同級生にもlike a professorと好評(?)でありました。
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