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「倫理と論理」をめぐったりめぐらなかったりする本たち。



まず借り本。

  • Ethics without Ontology (Hilary Putnam, harvard)
    パトやんによる「倫理」本。「倫理」と言いつつ、ばりばり数学やロジックの哲学について語るお茶目なパトやん。でも、数学もロジックも、そして倫理も、「ないもの」の存在をめぐってその言説をつむいでいるという点で同じなのだ(と言っているような気がする)。これは日本で購入済みなんだけど、ちゃんと読んではいないので、今回はぎちぎちと読まねば。

  • Moral Dilemmas (Walter Sinnot-Armstrong, Blackwell)
    「モラルジレンマ」とは、容易に察せられるように、あることとあることをしなければならないのに、それらを両方なすことは不可能、という事態(有名なものとしては、サルトルのそれとアガメムノンのそれがあるので、各自ググってください)。そうしたモラルジレンマをめぐって、「べきであるought」や「できるcan」といった助詞の論理分析をからめながら、分析が進められる。分析系倫理学の王道っぽい本。

  • Algebra of Conscience (Vladimir A. Lefebvre, Kluwer)
    『意識の代数学』という題ではあるけれど、実質『倫理の代数学』とでも呼べる代物。これはかなり参考になりそうな書物です。前半の「倫理システム」の諸章だけでもがーっと読んじゃいたい(が、それだけでも150ページほどある……)。



お次、買い本。

  • Principia Ethica (G.E. Moore, Dover)
    メタ倫理学の始まり。基本中の基本、ですね。なのに、翻訳が出てない! ヘアの『道徳の言語』は翻訳あるのにねえ(って、ヘアのLanguage of Morals を買い忘れたことに今気づいた)。ちなみに、この『プリンキピア・エチカ』、ネットで読めます

  • Formal Ethics (Harry J. Gensler, Routledge)
    Formal Ethicsというわりには、それほどフォーマルではないような気も……。上述のLefebvre本を参照していない点も気になる。とはいえ、買ったからには読んでやる、です。ペーパーバックのわりに高かったし(貧乏性)。
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