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昨日は、シータさん、永遠小僧さん、そして今回初対面となる似非原さん、という面子で、ワタリウムでナムジュンパイク展を見たあと、ファミレスでくっちゃべる、というオフ会だった。だから、「もりだくさん」なのはむべなるかなで、そこであったこと語られたことを逐一書いていたらきりがないので、徒然なるままに思い出されることをぱらぱらと(って、ほんと「徒然なるままに」書いてたら、けっこう長くなってしまった)。
■派手にこけた人に遭遇
待ち合わせ場所である青山スパイラルに向かうときのこと。向こうから歩いてきたちゃらい感じの女二人組の片割れが、おれの目前で派手にこけて、おれの足下に転がってきた。そしたらすかさず、そばでスカウト(キャッチ?)をしていた、これまたちゃらい感じの男が「大丈夫ですか?」とフォローしていたので、何ごともなかったかのようにスパイラルへ歩みを進める。
■シータさんと合流
スパイラルに着くと、まだ誰も来ていないようだったので、とりあえず便所へ。小便をしてから出てくると、シータさんを発見。合流してその場でしばらく待つも、他の二人は来らず。つわけで、カフェ横のアートスペースを通って(いつも思うのだが、ここは非常に微妙な空間だ。カフェでお茶したり飯を食ってる人も、そしてここの展示物を観る人も、お互いに落ち着かないのではないだろうか?)二階のスパイラルマーケットを冷やかす。待ち合わせをしていることを忘れて店内を見てしまいそうになるが(木製のカタツムリのおもちゃがとくにおれの気を引いた)、軽く流す程度で再び一階へ戻る。
■似非原さんとご対面
一階に戻ると、何やら人待ち顔な人を発見するも、似非原さんのアピアランスをまったく聞いていなかったため、それが果たして似非原さんかどうか十分な確信が持てず(とはいえ、ほぼそうだな、とは思ったのだが……なかなかそういう程度では声はかけられないもんです)、そのまま待ち受け態勢でいると、案の定、「はやしさんですか?」と声をかけてきたので、どーもどーもはやしです、と通り一遍な挨拶をすませる。
■永遠小僧、来らず
シータさん、似非原さんとは出会えたものの、永遠小僧さんがなかなか来ず。彼はこういう場合、どちらかと言うと早めに来そうな感じだけにおかしい、とは思えど、しようがないのでとりあえずカフェで待つことにする。そこで似非原さんの作品(CDR)をもらったりなんだり(ちなみに、このCDのトラックデータはCDDBに登録してあって、「おお」と思った)、14時まで待つも依然として永遠小僧さんは現れないので、ワタリウムに向かうことにする。
■ワタリウムでも永遠小僧を待つ
ワタリウムに着いても、そのままナムジュンパイク展に直行ではなく、まだしばらく永遠小僧さんを待ってみようか、ということで、ショップを見たり、外のベンチでタバコを吸ったりしながら待つも、来ない。これはもうしゃーないね、と30分くらい待った時点で、ナムジュンパイク展を観ることにする。
■さよなら ナム・ジュン・パイク展
これは別エントリで書いたほうがいいかな。でも、そんなふうに言ってて、書くかどうか分からないので、とりあえず印象に残った作品を挙げておくと、やはりふつうに、「ケージの森」が白眉かな、と。これは展示されているフロアで観るより、三階・四階部分の吹き抜けから見下ろしたほうが味わい深いように思った。「植物TV」や「フィッシュTV」なんかは、日常においてもインテリアとして応用が利くのではないかな。まあ、「フィッシュTV」に関してはおれの場合、マース・カニンガムの踊りに釘付け、という部分がでかいんだけど(ちゃんとしてるんだかでたらめ何だかよく分からない。そこがいい)。あと、ヴィデオ作品の、ナムジュンパイクと、な、何とバッドブレインズとの競演がおかしかった(ナムジュンパイクがバッドブレインズの演奏に、いかにも「うるせー」というふうに耳を塞ぎ、しまいには舞台上から去ってしまいそうになる。何やってんだ!)。
■ロイヤルホストでしばし歓談
ナムジュンパイク展を観終えて、腹減ったねー、ということで、とりあえずロイヤルホストに。そこでは、中沢新一のことなどが語られるけど、おれはほとんど中沢新一を読んだことがないので、何とも言えず。
■永遠小僧と連絡がつく
永遠小僧さんとやっと連絡がつく。何と、ワタリウムに直接行ってしまい、一人でナムジュンパイク展を観て帰ってしまったそうだ。結局、またこちらに出て来てくれる、ということなので、新宿で待ち合わせをする。
■永遠小僧と合流、そしてデニーズへ
新宿でやっと面子が揃い、南新宿、というか、代々木のデニーズへ。オーダを受けた店員さんが若干萌え声で、そしてドジっ娘だ。それはともかく、そこで語られたことの一々を書き留めることはしないが、というか、できないが、思いつくまま挙げれば、1)似非原さんの企画、『萌える政治哲学』や必読文献リストや哲学ラジオのこと、2)みんなの読書遍歴や、あと、何で「左翼」っぽい傾向を持つにいたったのか、ということ、3)大学って何だかどんどん居心地悪くなってくよねー、ということ、などなど。1の企画の諸々は、非常にオモロそうなので、その成就を楽しみに待ちたい。
■餞別品
な、何と、シータさんと永遠小僧さんから餞別の贈り物をもらう。シータさんからはカディのタオル(とシータさんは言っていたけど、おしゃれマフラーとしても使えそうなもの)とヤン・ファーブル(虫ドレス最高!)のポストカードと、そして永遠小僧さんからは『光の国』!(永遠小僧さんは「餞別です」と言ってカバンから『光の国』を取り出したのだけど、まぬけなおれは、「ああ、何かの餞別として永遠小僧さんはもらったのか」と思ってしまい、しばらく「おれへの餞別品だ」ということが分からなかった)いやあ、ほんと、めちゃめちゃうれしいです。お二人とも、ありがとうございます。
■というわけで
デニーズを出たのが実に23時ごろ。何時間デニーズにいたんだ、という感じだけど、時間が許せばまだまだくっちゃべってられそうだった。みなさん、おれが日本に帰って来たおりには、またぜひ。
昨日は近所のブクオフの棚で、Richardが「ニッ!」っと私に微笑みかけていたので、思考がそちらに行ってしまい、オフ会レポートは今夜にでもアップしようと思っとります。
ところで、リチャードのアルバムはどれもオススメだけど、シータさんには"Selected Ambient Works II"を聴いて欲しいなあ、と思うのでした。
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