[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
@リキッドルーム恵比寿、2005/1/8
いやあ、すごかった。音がすごいのはもちろんなんだけど、見せるんだよねえ、絵的にも。ドラムが2台向かい合わせにステージ前面にあって、そのうしろにキーボードセット、ステージ両端に木琴・鉄琴、って感じで、大体シンメトリーになってる。んで、メンバーがそれぞれ曲によって、楽器を持ち替える持ち替える! せわしないっちゃこれほどせわしないステージアクトもそうそうないんでは?
見た目で印象的だったのは、ジョン・ハーンドンとジェフ・パーカーが木琴を並んで叩いて、その向かいでダン・ビットニーが鉄琴を叩く、という"Ten-Day Interval"のときかな。テク的にも拍子の違うミニマルなフレーズを一心に叩いていてすげーんだけど、何よりおかしいんだよね、何か。あと、ジョン・マッケンタイアがドラム叩きながらイジョーに客席を見回すんだよねえ、失礼なぐらいに。それと、ジェフ・パーカー、すげえ太んね?
音の点から言ったクライマックスはやっぱりアルバムStandards劈頭を飾る"Seneca"でしょー。もう、これは、冒頭の嵐のような、と言ってもまだまだ言葉が足りない、ハーンドンとマッケンタイアの、いつ果てるとも知れぬツインドラムの洪水。Standards出て最初に聴いたとき「あーこの曲ライヴでやられたら、死ぬな」と思ったけど、もうまさに、だった。話が前後しちゃうけど、ライヴ始まって1発目がおれの大好きな"Blackjack"だったのもサイコーだったな。
あと、家で聴いてるときには不思議に全然そうは思わなかったんだけど、全体的にものすごくヘンリー・カウっぽいなあ、と思ったな。ポップなんだかヘンテコなんだかよく分からない旋律の感じとか。
おれのいた位置は、スピーカの真ん前だったということもあるのかもしれないけど、ちょっと音の分離がイマイチだったかな(特にベース)。とはいえ、過去のアルバムから名曲連発だし(あ、でも、"TNT"はやんなかったなあ)、アンコールもたくさんやったし、そんな瑕疵を補って余りあるライヴでした。
あーこう書いてたらまたライヴ見たくなってきた。いや、ほんとすごかったんだから。
私は会場の後ろのほうで楽しんでいました、
殆どステージが見えなかったのですが、本当によかった☆
朝霧の時は機材のトラブルとかあって曲が止まったりとか
してたけど今回は全然なかった、もはや完璧!音に集中できた。
もはや今年のベストライブですよ。
ほんと、年も始まって間もないのに「今年のベストライヴアクトか!?」って感じのライヴでしたよねえ。実際、あのクオリティ、あの迫力を超えるライヴが今年あるのか……と考えると、早計に過ぎるどころか、当然ベストっしょ、と思います。
ハーンドンとマッケンタイア、ほんとすごかった! でも、すごいだけじゃなく、楽しそうなんですよねえ、ものすごく。それはハーンドン&マッケンタイアに限らず、みんなプレイ中ニッコニコでしたよね。それも私の中でかなり評価の高いポイントです。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
音
雑
虫
技術
『スペクタクルの社会』を読む
ドゥルーズ講義録
電波
趣味の数学
趣味のゲーデル
『プリンキピア・マテマティカ』を読む
自己紹介もどき
ブログペット俳句
芸術一般
言語ヲタ
お客様
GRE CS
留学
Boing Boing
映画
ちょっといい話
かなりダメな話
魂の叫び
哲学と数学
論文
引用
「いい」とも「ダメ」とも言いがたい話
悲喜こもごも
証明論
ポエム
書物への呪詛
言わずもがななことではあるけれどときに忘れてしまうこと
何か無駄なことをしよう
日々
趣味の勉強
夢
ブログの記事
翻訳
勉強
不眠
文房具
ライフハック
育児
thayashi#ucalgary.ca
(#を@に置換してください)
このブログで紹介したことのある本をランダム表示。
このブログで紹介したことのある音をランダム表示。