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高校生ぐらいのとき、まだ「超ひも理論」なるものがそれほど巷間に広まっておらず(って、今はそれなりに広まってるよね? 『マンガで読む超ひも理論』みたいな本も出てることだし。しかも、複数冊)、ブルーバックスの『超ひも理論入門』を読んでいたら、友だちに「え、『超ひも』って……」みたいに言われたことがある……。
って、んなこたあどーでもいいのだ。今、試験のあれやこれやから(とりあえず)解放されてMathematical Perspectives on Theoretical Physics をちょろちょろ読んでいて、という話。
この本、最初の半分ぐらいがもっぱら数学的道具立てに関する記述に充てられ、物理っぽくなってくるのは第8章の「重力、相対性、ブラックホール」からで、そこからは、量子論の基礎とかヤン-ミルズの話を経て、最終章でやっと超ひもに至る、という構成で、以前にこの本をちょろっと紹介したときに、"Superstring for Everyone"みたいなことを書いちゃったわけだけど……いや、正直、for everyoneには程遠いわ。というのも、まあその題名から容易に予想がつくことなんだけれども、数学的フォーマリズムがガチガチで(ま、超ひも理論ってのはある意味「数学」に他ならないわけだから、これはしゃーないけど)、しかも、ある程度の知識を読者の側に想定しているんだよね。
そのことは、この本の第0章「数学的準備(Preliminaries)」から現れていて、この章で後の章に必要となる位相空間論やら微分幾何やらリー代数やら代数的位相幾何やらの数学的知識を自己充足的にまとめてくれてる、ってことになってるんだけど……はっきり言って、それこそ「知識ゼロ」からの状態でこれを読みこなそうとするとかなりキツイだろうな。というか、「ある程度の知識」があるおれですら(あ、倣岸な言い方)、他の本を参照しちゃったもん。
まあ、ただ、そういう「キツさ」ってのは、この本の書き方におれがまだ慣れていない、ということも多分に作用していて、というのも、この本の書き方、「厳密ではないブルバキスタイル」って感じなんだよね(「ブルバキスタイル」ってのは何かって言うと……「定義」、「定理」、「証明」っていうセリーが、直感的な例示というものがほとんどなく、ひたすらずーっと続いていく、というもの)。
で、おれにとって躓きとなっているのが、そうした「厳密でない」部分にあって、この本の場合(ブルバキと違って)、「定理の証明」というのが本文中でほとんど行われず(そうした証明は、各章の終わりにある「練習問題」で、演習的に行われる)、勢い「定義」、「定理」がずーっと続く、という感じになる。そして、そうした定義や定理の例というのが、それぞれの定義や定理のあとにすぐ挙げられるのではなく、ある程度の数の定義や定理がずらずら挙げられた後に、初めて例示される、という感じだから、「え、これどういうことよ?」って一つの定義や定理にその場で拘泥しちゃうと、その場所で足止めを食らうことになっちゃう。
だから、そういう定義や定理は、その場で「ま、そういうもんか」と素直に受け止めておいて、後に出てくる例で「あ、そゆことね」と直感的な感触を得て、章末の練習問題で「なーる」という理解に至る、という読み方がいいのではないか、と思う。つか、そうするより他はないんだけど。
ま、そんな感じで、今はその準備の章にざっくり眼を通しただけで、最終章の「超ひも」に到達するのはいつのことか、なんだけど、そんな目的地のことは頓着せずとも、そこに現れる数式を眺めているだけで幸せな気分を味わえるので、別にいいのです(って、肝心の「超ひも理論」自体のことについて、何も触れられなかったな。ま、後日、っつーことで)。
いや、そんなことはいいとして昔「超ひも理論」っていう日本語名が定着する前には「宇宙ひも」とも呼んでいませんでしたっけ?
僕は、「宇宙飛行士船外活動中にが宇宙ひもに引っかかって行方不明」とかそういうシーンを勝手に想像して、「宇宙ひも」がややトラウマ気味だったりします。
あ、関係ないコメントですみません。
それはそうと、宇宙で行方不明、って、ほんとおっかないよね。何であれ、宇宙には絶対に行きたくない。
ああ(笑)失礼しました。
僕は宇宙行きたいです。ちょっとした物音にも割りと敏感で気が散っちゃう僕としては、全く無音な空間に漂ってみたいです。
そしてそんな風に静寂に浸っているところに、どこからともなくやってきた宇宙ひもが手足に絡み付いてほどけなくてうわー。
で、宇宙は無音、だけど、フニャコさんが見逃しているアスペクトが一つある。それは、いくら回りが無音だからといって、生命活動に伴い人体が立てる音は消えるわけではないので、周囲の無音度と反比例して、人体の発する音が際立ってくる、ということ。だから、全くの静寂、というのは、人の持つ聴覚、つまりそれに関連する神経回路を完全に破壊しない限り、有り得ない。
誰かが言ってたけど(たぶんジョン・ケージ。無音室に入ったときのその経験を元に、「4分33秒」を「作曲」したんじゃなかったっけな)、内臓の音とか体液が流れる音とかって、けっこううるさい、というか、気になるらしいよ。
って、いやいや、別にシータさんに突っ掛かってるわけではなくって、ま、そだよな、と。
にしても、最近そんなにおれ静か、かなあ。エントリも上げてるし、他の人のところにも茶々入れてるし……。
ともあれ、今日は「饒舌日」ということに決定いたしました!
あと、労い、ありがとです! で、お茶会いつにします?
僕は、本気で一連のはやしさんの日程が終了するまで、はやしさんのブログでは、ちょっとしーーんとしておくつもりです。
はやしさんも、結構試験関係でお疲れだと思いますが、結構私も疲れたりしています。ANKKは、やはり偉大か??
はやしさんの推測通り、いちごBBSで爬虫類は反省しないどころか暴れまわって、学識者を閉口させています。まあ確信犯なのかもしれませんが、気分がムチャクチャ悪いので気究極の手段!実際の会っての対決にもって行こう!と考えてます。これをうけるかで、爬虫類の気合を伺いましょう。
そもそも、ネットの投稿は匿名なので、逆に<人間の品格>が問われます。だから、爬虫類はそれをうけるだけの進化レベルに達しているかをテストしたいと思います。
とりあえず挑発メールをいちご金融工学版840で投稿しました。爬虫類は食いつくと思うけど…。どう思ういます?
ああいう荒らす感じの人は、会うより、首根っこつかんでつまみ出すのが理想だとは思うのですが。
多分、爬虫類君は公式勝負はしないでしょう。
気が弱いことの裏かえしで暴れる人はいいのですが、本当に頭悪くて、なおかつちょっと本当に精神的に常軌を逸しているという人も決していないとは断言できはしませんので、くれぐれも気をつけてください。
これは、藤崎さんとお会いしたときの話を、家内に話したら、家内から返ってきた意見でもあります。
確かに、シンナー吸って、シャブを打っている連中はネットの中では、ほとんど皆無だとは思いますが。
で、それはともかく、そんな気を使わんと、じゃんじゃん書き込みしちゃってくださいよ。というのも、おれ自体からして気を遣わない性質でもありますし、返事をする余裕がなければ、「ごめん、余裕なし!」と宣言して返事を書かないだけのことです。
それはともかく、おれは別段疲れてもいないんですが、原作たそがれ清兵衛さんはお疲れとのことで、くれぐれもご自愛ください……って、何か杓子定規なこと言ってる! でも、ほんと。つか、この時期、疲れが出やすかったりするんですかねえ。
で、自分では「若く見られて嬉しい」だなんて、あたかも実際は結構な年、っつー感じを演出しようとしてますけど……ほんとにそれなりの年だとしたら、あの単細胞具合というか、堪え性のなさは何なんでしょうねえ、と思ったり。
ほいで、直接対決、ですけど、おれも原作たそがれ清兵衛さんと同意見で、それには応じまい、と思います。が! それが実現するのなら是非見てみたい! っつーことで、招待願います(でも、あの爬虫類さんは、口先ではでっかいことを言いつつも、嫌がるだろうなあ)。
でも、笑えるなあ、これ。みんな「馬鹿、馬鹿、馬鹿」って書いてるから。
「柄谷、蓮実とならんで偉大」って書いている人も、ほとんど、嫌味っぽいし。
でも、ほんと、これ僕じゃないですよ。
でも、浅田に文句言う奴って、みんな、また、おつむのレベルが同じだというのがバレバレ(=言っている連中もアホ、アホ、アホ)で、読んでいるだけで恥ずかしいです。 笑
で、はい、「書け」って煽ってます。
俺のいつも書いていることって、ほんと連中と同じレベルで恥ずかしいです。
一つ、彰君をバカにするアホ連中を擁護するとしたら、彰君って、20年間、何もしていないから、まともな批判のネタすらないことでしょう。
逆に言えば、「20年間、何もしていないから、まともな批判のネタすらないこと」ってのは、適当にアレンジして、お笑いネタの対象にするには、もってこいの存在であるということです。
で、いつも私は、「お笑いのネタ」として、浅田話を書かせていただいています。
「20年間、何もしていないから、まともな批判のネタすらない」ので、彼については誰も批判のしようがありません。 笑
唯一の違いは、完全に20年前の人であるにも拘わらず、なぜか、今でもマスコミで見かけますから、余計に、笑いのネタとして取り上げやすいことでしょうね。
お茶会だけど、12月かなぁ。にしてもバルタンさん、どうしてるのかな?ともあれフニャコ弟とも連絡とってそーだんしよー!
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