気になる本 [本]

「埋め草エントリ」と呼ばれても仕方がない。

友情を疑う（清水真木、中央公論新社）
「親しさという牢獄」という副題が付いているのだが、「何かそうかもしれない」と思った。

Meta Math!（Gregory Chaitin, Pantheon Books）
チャイティンの新作。彼のページから無料で落とせるかなあ（今まで出たほとんどの本が閲覧可）、と甘い期待を抱いてたんだけど、さすがにダメだった。出たばかりなのに白揚社から翻訳が出ることが決まってるそうで……。

Jacques Derrida (Live Theory)（James K. A. Smith, Continuum）
デリダのほぼ全期を対象にした、入門本。ContinuumからのこのLive Theoryシリーズ、今までダナ・ハラウェイやらデイヴィド・ハーヴェイやらエレーヌ・シクススやら、ちょい「渋め」の「ポモ」っちー人たちを扱ったものも出してるので、気になってはいるんだが……未だ1冊も読んだことなし。これを機会に読んでみるか。ちなみに、Amazon.co.jpのBook Description、この本じゃなくってこの本の紹介しだしちゃってます。いかんですな。

Philosophy of Film and Motion Pictures（N. Carroll and J. Choi (Ed.), Blackwell）
分析哲学系映画論というと、今までFilm As Philosophy とかFilm Theory and Philosophy とかを紹介したことがあるんですが、ブラックウェルの哲学アンソロジーシリーズでも出てました。これは買いでしょう。というか、分析哲学系映画論、ひそかに流行ってる？

Feynman's Tips on Physics（R. P. Feynman et al., Addison-Wesley）
ファインマンが語る「物理問題の解き方」。これ、今物理学科にいる学生さんには、マストなアイテムじゃないですか？