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精神分析学において「無意識」が果たす役割の大きさというものは議論の余地がなく、その全ての教義はこの「無意識」という概念にかかっている、と言っても過言ではない。そして、精神分析学という領域のみならず、思想的にもこの「無意識」というものが重要視されていもする。言うまでもなく、この「無意識」を「発見」したのはジグムント・フロイトである、とされている。
しかし、「無意識」というものは決して、フロイトの発見ではなかった。確かに、「無意識」というキャッチーな言葉を広めたのは、間違いなくフロイトの功績であろう。だが、そうした「無意識」という言葉で名指される内包を持つ言葉、あるいは概念は、紀元前の昔からあった。
しかも、フロイトがそうした太古からある概念をまとめ、「無意識」という言葉に結実させた、というのであるなら、まだ話は分かるのだが、そうですらないのだ。この「無意識」という概念、それどころか「精神分析学」そのものは、フロイトが医学研修生としてパリのサルペトリエール病院に滞在していたとき、そこで「ヒステリー」を研究していたジャン=マルタン・シャルコーから剽窃されたもの、というのが今では定説である。
シャルコーに拠れば、「ヒステリー」とは「抑圧されたトラウマ」、つまり「無意識」が、ある症状として顕現する、というものであり、これはもう、もろ「精神分析学」の基本スキームと一致する。
さらに、追い討ちをかけるように、シャルコーの「ヒステリー」研究自体に、疑惑の目が投げかけられる。つまり、この研究は「でっち上げ」で、「ヒステリー患者」とされた彼女たち(そう、「ヒステリー患者」はいつでも女なのだ!)は演技していただけ、という疑いが濃いのだ(詳しくは、たとえばディディ=ユベルマンの『ヒステリーの発明』などを参照)。
このように、フロイトはその「精神分析学」の教義のほとんどを、シャルコーから剽窃し、しかも、その剽窃されたシャルコーの研究が「でっち上げ」だとしたら……「精神分析」というものの正当性/有効性は、ほとんど無きに等しい、と言える。
確かに、それそのもの自体の正当性/有効性が「真っ黒」だとしても、他分野への影響、ということで見れば、精神分析学というのも全くの役立たず、とまでは言い切れないかもしれない。たとえば、アーティストの想像/創造力を刺戟するとか……。
しかし、そのような影響が、思想や哲学といった領域に及ぶときには、注意が必要だ。というのも、思想や哲学というものは、その根に「人間を理解する」というモチヴェーションを多分に持っているからだ。「理解する」ためのツールが汚染されているとき、そのツールによって築き上げられた理論的構築物も汚染されてしまうであろう……。
要は、「フロイトの言ってることをあんまり真に受けないようにね!」ということです。
俺、風邪なんかよくひく方だし、頭痛薬なんか簡単にもらえたりするから、カイシャの(ガッコウでいう)保健室みたいなところの人と仲良くしていたら罰が当たっちゃって、その人にカイシャがカウンセリングの制度を導入したから、数合わせにカウンセリングを受けてくれと言われて、断れ切れなくて仕方なく受けてきました。
所詮、カウンセリングって、何をするか十分理解しているつもりだけど、それで余計に、相手の「センセイ」もたてて話を合わせていけないと、なーーんか可愛そうだし で、本当にほんの40分くらいでしたが、結構くたくたになりました。
終わったあとの、こっちの非常に後味が悪いこと、悪いこと。
結局私の前もって持っていたイメージ通りで、抱えている問題について、とりあえずあれやこれやと色々話をさせて、それも、半ば「あなたのこんなところに問題が潜んでいますという感じで決め付けて」それで、その問題について「弁証法的後講釈」で適当にストーリーをでっちあげて、実は何ら問題の解決なんかできていないのに、あたかも解決できたかのように変に安心させてあげるだけ というそういう仕事だとよく分かりました。
それで、臨床心理士ってどうみたって、誰でも出来そうな職業だし、一方相場師は社会的職業として認定されてないし、専業相場師ってのは毎年3千万円稼いでも社会的に無職扱いだから、臨床心理士の資格をとって表の看板にしようかなと思いきや、指定大学院修士をもってないと受験させてもらえないという参入障壁がありました。 <a href="http
そもそも一体何なのでしょうね。この「指定大学院修士」っていう受験資格。
医者ですら「指定大学卒業見込み」で受験させてくれるのに。
はっきり言って、この仕事ですが 占い師とやっていること 何ら変わらないですよ。
そのいかがわしさたるや、相場師の果かに上ですね。
すげーなって、思いました。フロイトは、こういう根拠なき既得権を正当化するのにも役立っているのだと。
で、まあ、カウンセリングなんてそういうことする前から答えが出てるようなもんだし、ほんと「占い師」みたいなもん、ってのはその通りですね。
でも、どうなんでしょ、自ら進んでカウンセリングを受けに行っちゃうような人って、「承認欲求」みたいなのを満たしたいんですかね。それが良きことであれ、悪しきことであれ、他人から「こうなんだよ」と言って欲しいというか。
まあ、そういう、「思いのたけを口にする効果」ということを認めるに吝かではありませんが、それだったらわざわざ高い金払ってカウンセラーとかに言わんでも、信頼できる友だちとかに言やあいいのに、ってやっぱり思いますね。
……って、こういうこと言ってると、それこそ現業カウンセラーとかが、「まだまだ日本はちゃんとしたカウンセリングの認識が根付いてない」とか言い出したりするんだよなあ。
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