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チェルヌイシェーフスキイのこれではなく、留学したとして「何を専攻するか?」ということ。

おれ、移り気というか何というか、色んなことが面白そうに思えて、なかなか絞り切れない。でも、それじゃあイカンので、徐々にピンポイントにしていかねば。

というわけで、現時点での「絞り具合」は以下の通り。

  • コンピュータ科学プログラミング言語の意味論とか。
  • 数学集合論とか圏論とか。
  • 哲学これが一番「〜とか」って言いにくい。ばりばりメタフィジカルなのもけっこうオモロそうだしねえ。

って、こんなん全然絞れてるうちに入んねえよ……。

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哲学だけはやめたほうがいい。
君には向いてない。
二流の哲学研究者になるために「留学」するなんて馬鹿げてる。

駅前留学くらいならいいけど。
宮本浩樹 2005/07/21(Thu)21:40:00 編集
外国行くなら、ケイマン島に行って、登記してきてください。「はやし投資顧問」って、アヤシい胡散臭いヘッジファンドを。はやしさんのブログに出入りしている主要メンバー集めてやったら世界征服が可能かも? でも、すぐ内ゲバやって崩壊しそう。(笑)
原作たそがれ清兵衛 2005/07/21(Thu)21:56:00 編集
みなさん

オイラの胡散臭いページがミシェ〜ル三島を抜いてから断トツの独走状態なので、他のページの村おこしを考えていた藤崎です。最有力は石原慎太郎vsフランスだと睨んで参入機会を伺っていましたが…こっちが盛り上がっていますね…。

さて、タックスヘイブンの実務に関しては、その道のプロがギョ〜サンおりますので、自分で調べるよりアウトソースのほうが効率的です!な〜んて急に胡散臭いコンサルタントに豹変する藤崎ですが、まあタクッスヘイブンを利用するにしても、問題は「何をすべきか!」でしょうね。

さら話題をかえて…哲学者と哲学研究者の差異ですが…これも一人の人間の生存時間から考えると…過去の人たちの学説を研究するのが圧倒的に効率的ですね。だからまっとうな哲学者は、一流の学説史家だとオイラは考えています。

だいたい、人間の考えることって太古の昔からそんなに変わらんと思う。ただし、多くの人が集まって議論可能な大都市の広場のような共有スペースの整備は、昔と今じゃ大きな違いがあります。

ハードウエア面からいえば、ローマ時代ではまさに広場や浴場ですが、現在ではコンピューターが連結した通信ネットワーク。ソフトウエア面からみると、コミュニケーション・ツールとしての科学あるいは数学/論理学の整備でしょう。

IT的名発想からいえば、ソフトウエアとはコンピューターのを動かすOSあるいはコンピューター言語ではないか?という指摘もされるでしょうが、これらのソフトウエアは(ワードやエクセルのような)ユーザーインターフェイスが存在して、はじめて一般人のコミュニケーション・ツールになるので…ミドルウエアとゆ〜概念で括ってしまいましょう!

さて、さて、さて…そんなわけで数学に代表される議論のプラットフォーム(共有スペース)が整備されると、過去に世界のいたる場所で局所的に議論されていた哲学問題が、共有スペースで再定式化されます。そして、多くの哲学問題が実はエセ問題だったり、数学的に定式化されて、あっさり解決されたり、あるいは否定的に解決されたりします。

論理実証主義とゆ〜最初の試みは失敗しましたが、英米哲学はその過ちをうまく吸収して現代に至っていると考えています。やっぱ優秀なヤツは転んでもタダじゃ起きないなあ。


かじいさん

ごめんなさい!連絡遅れました。今日送りやす!でも場所的には手渡しの方が近そうですが…。
藤崎達哉 2005/07/22(Fri)04:01:00 編集
藤崎さん、おはようございます。また、村興しへの参画、ありがとうございます。で、「見られてるページ」ですけど、このランキング、コメント欄のやりとりの活発さにほぼ比例しているので、藤崎さんを含むみんなとのやりとりの拠点がこのエントリになれば、まあ5位入賞は堅いでしょう。それにしても石原都知事のエントリへの「いちゃもんさん」、ほんと通りすがりなだけで盛り上がらなかったなあ。とはいえ、ここも盛り上がってますかね? ま、これから盛り上げりゃいいか。

タックスヘイヴンの実務、そりゃーアウトソースでしょー。でも、実務をプロに任せるにしてもアウトラインは知っといたほうがいいと思いますね。何か、甘言に弄されて、かっぱがれてる人も少なくないのでは? それはともかく、おれの「メンドクサイ」発言は、まさに藤崎さんが言っているような「何をやるか」ってことに関して発せられた言葉であります。

それで、藤崎さんがおれの挙げた三領域(CS・数学・哲学)について言ってくれたことに絡めて言うと、おれのやりたいことってどれも、基礎研究というか、「その上で何かが為されるべき土台」作りなんですよね。藤崎さんの言葉で言うと、プラットフォーム。

そういう、言ってみれば「共通言語」の妥当性と汎用性を、とりあえず「具体的にそれ、何の役に立つの?」という実際的な側面を気にせずに考究したい、っつー感じですかね。

話は飛んでUI(ユーザ・インターフェイス)なんですけど、いいUI作るのって難しいですよねえ。Mac-Win風のいわゆる「デスクトップ・メタファー」によるGUIだって、今となっては「これが普通」って感じに「習うより慣れろだ!」で広まりましたけど、それそのものとして考えてみると、the bestっつーのとは程遠い。「じゃあ、どうせいっちゅーんじゃ!」って言われると、「おれ、CUIでも全然OKなんで、そういう人間にGUIについて意見求めるのは間違ってるぜ!」と高らかに宣言しつつしらばっくれちゃいますが。
はやし 2005/07/22(Fri)06:20:00 編集
割って入って申し訳ないです。誤解なきように、ちょっと解説を。
(何度も書いた内容なので、はやしさんは、もう耳にたこができたよっておっしゃると思いますが。)
藤崎さんはじめ、最近からはやしさんのブログをご覧になっている皆様へ
私は、相場張る=とてもメンドクサイ ことと思っているが仕方なくやっている人です。
やらなきゃならない事情がなくなればさっさとやめる気です。
それに毎日、早起きすんのもメンドクサイですしね。 
原作たそがれ清兵衛 2005/07/22(Fri)07:15:00 編集
多分に「釣り」くさいけど、おれは真面目なんでまともに答えちゃう!

まず、こう言っちゃ何だけど、宮本さん、「哲学」というものが学問の世界で何を指示しているかについて知識が乏しすぎると思うな。まあ、日本で「哲学」と言えば、大陸系のそれか、酒場でオヤジが管巻きながら語るそれかぐらいなもんだから、ムリはないかもしれないけれど。

おれも大学の初年級ぐらいまでは、「哲学」といえば大陸系のそれで、大学の学科にある「哲学科」に言い知れぬ疑義を持っており、それこそ宮本さんのように、「そんなとこ行っても『哲学研究者』になるのが関の山で、本当に『哲学する』ようにはならない」と思っていたけど、英米系のものに触れることが多くなるにしたがって、そういう「哲学する」だなんていうことこそが大いに疑義を抱くべきことで、真っ当なのは「哲学研究者」しかない、と思うようになった。

だから宮本さん、今からでも遅くないから「一見数学にしか見えない」ような英米系の「哲学」に触れたほうがいいよ。
はやし 2005/07/22(Fri)12:16:00 編集
俺はまっとうな人間じゃないし、いきてしぬ事を何らかの目的に従属させる気もないから効率について考慮する必要が無い。
俺みたいなのを哲学者という。
君達まっとうな人間はそうやって効率的になんでも研究すればいい。
でも、俺みたいなのもいていいだろ。

(藤崎さん失礼お許しを。たそがれさん、語りえぬ事について沈黙してます。)
宮本です 2005/07/22(Fri)12:18:00 編集
いや、真っ当とか真っ当じゃないとかではなくってさ、宮本さん、「大学での哲学研究」ってものにあまりに固定的で直情的(とあえて言おう)なイメージしか持ってないから、「んな食わず嫌いばして、もってーねえから、ちょぉーっと齧ってみぃよ」っつーことよ、おれが言ってるのは。

おれも皆さんお分かりのように(だよね?)、効率だの有用だのっつーことは頓着しないっつーか、それを優先して何ちゃらってことは少なくともしないしね。でも、翻って、自分がやってることが何らかの意味で効率的だったり、有用だったりしても、「まあ、それはそれでえーんでないかい? ま、エレガントではないけどな」って、ぐらいだろうな。ほんとはハーディみたいに、自分のやったことが有用なことだったからって、それを恥じたり、ってのがかっちょいいかも、と思わないでもないけど、無用だろうが有用だろうが、オモレーことができりゃそれでいいんす。

で、繰り返しになるけど、宮本さんのその在り方を云々する、ってのはぜーんぜんないのよ。ただ、宮本さんが言ってるような哲学だけが哲学ではないんよ、「あれかこれか」じゃなくって、「あれもこれも」でえーやん、っつーことよ。
はやし 2005/07/22(Fri)12:30:00 編集
ケイマン島とかジャージー島とかのタックスヘイヴンで登記して……ってやつですか。

おれ実は、オフショアとかタックスヘイヴンについてその昔けっこう調べたことがあって、その方面の知識もないではないんですが、何せメンドクサイですね、そういうことは。

と、またもや真面目に答えてしまった!
はやし 2005/07/22(Fri)12:36:00 編集
>「哲学」というものが学問の世界で何を指示しているかについて
なんの関心ももてないんだ。
俺が引用符も鍵カッコもぬきで、哲学っていう場合は、それはおれの哲学を指し示してて、ほかの連中の「哲学」はみんな偽物。っていう事が含意されてる。
>「あれもこれも」でえーやん
なんていう哲学者はおらんでよ。

>真っ当なのは「哲学研究者」しかない
これには全く同意する。真っ当に生きたいなら「哲学研究者」になればいい、第一、哲学者になろうったって途中からなれるもんじゃない。

>だから宮本さん・・・英米系の「哲学」に触れたほうがいいよ。
おおきなお世話なんだよ、バーカ!
って言いたいとこなんだけど、ちょっとは触れてみたい気もするから、はやしさん留学して来てさあ、俺に口移しで講義してよ。俺とはやしさんの仲だからいいだろ!(^。^)っ
宮本浩樹 2005/07/22(Fri)21:18:00 編集
おれが言ってることを手短にまとめると、「それが何と呼ばれていようが、オモロけりゃ何でもえーやん!」ってことなんだけどな。でも、「それ」が殊「哲学」だった場合、宮本さんには我慢がならないようだね。おれは「哲学」であれ何であれ、呼び名なんて便宜以外の何者でもないと思ってるから、どーでもいいんだけどねえ。だから、おれが「宮本さんも英米系の哲学に触れてみーよ」ってのは、確かに大きなお世話っちゃあそーなんだけど、でも、友だちには自分がおもれーと思ったもんって、薦めるもんでしょ?

それはともかく、またしても真面目なおれが真正面から突っ込むとすると、宮本さんの言う「哲学」以外は偽者って、それ何が根拠なの? 翻って言えば、宮本さんの「哲学」は本物だ、ってことになるけど、それは何によってその正当性を保証されているの?

あと、「真っ当」であることの何がそんなに問題なのかな? そして、そういう「真っ当さ」を糾弾することと、自分の「哲学」こそ本物と主張することとは、鋭く齟齬を来たすことに気づいてる? もし気づいた上で斯様な糾弾と主張を為すのであれば、それはなぜ?

ほいで、「あれもこれも、な哲学者なんていねえよ!」とのことだけど、まあ宮本さん謂うところの「哲学者」ではいないのかもね(ところで、誰が「哲学者」なの? もち、宮本さん以外でね)。でも、おれからするとドゥルーズなんて多分にその気があるし、クワインなんかも見方によってはそうかも知んない。

で、英米哲学(の内で、おれが「おもれー」と思った部分)の「口伝」、んなもん留学を待たずともいつだってしまっせ!(但し、両者ともそんなに忙しくないときだな)
はやし 2005/07/23(Sat)07:00:00 編集
めむひさん、それなりにおひさー! 勉強がんばってますかー? 結局「冒険者たちのバラード」は聴きましたかー?

で、こりゃまたツボなとこ突いてくんなあ。おれ、未来派って、「好き」ってのとは微妙に違うんだけど、相当気になるんですよね。その中でもロシアの未来派ってのは、フレーブニコフにしても、マヤコフスキーにしても、何か言い知れぬ凄みがある。つっても、フレーブニコフにせよ、マヤコフスキーにせよ、あんま読んでないんですけどね(マヤコフスキーに至っては「選集」まで持ってるのに)。

とはいえ、この手のものっておれにとっては「学問」として打ち込むっていうより、老後の楽しみ、って感じかなあ。
はやし 2005/07/23(Sat)07:09:00 編集
哲学は「まっとうな」人間のやる事じゃない。
「まっとうさ」を評価基準として持ち出したのは、はやしさんと藤崎さんの二人だ。「効率的(だからいいよ〜)」って言ったのは藤崎さんだけだけどな。

俺は
>正当性を保証されている
ことや
>確実性(確実である事があきらかな)
ことなんかを言いたくないんだ。
陳腐だろ?それって。

俺以外の哲学者は、いない。
本物の哲学者はみんな俺さ。だいたい公認会計士じゃないんだから世界にそんなに沢山哲学者はいらない。コンサートピアニストとおんなじくらい、まあ、5人くらいいればいいんじゃない?
宮本浩樹 2005/07/23(Sat)12:02:00 編集
 まったく流れをぶった切り無責任に発言しますが、この辺とかどうでしょ?
 <a href="http
 言語創造、それも、その中心的な価値が変化と目新しさであるような、瞬間性と内在性を特色とする動的な美を語るのに最適化した、音韻的にも美しい言語の創造を目指す。エスペラントよりも何千倍も美しい言語を。って、まず美しさの定義が大変そうですね。やっぱだめですか。ではでは。
めむひ 2005/07/23(Sat)12:08:00 編集
宮本さん

評価基準として<合理性>とか<効率性>を持ち出してすいません。オイラは個人的には、哲学者の条件として<無頼性>とゆ〜基準を提唱したい!と考えています。けれども、その評価基準を<定義>できません。

ここで…<藤崎さん!哲学って定義の問題じゃあないでしょ!それは論理学や数学そしてプログラミングの問題でしょ!>とゆ〜方々がギョ〜サン存在すると思います。

…で、オイラの回答はポパーと同じですが…「言葉の定義あるいは、意味を詮索してもダメ!」とゆ〜ものです。実は、このような研究姿勢は、<いわゆる>分析哲学に鋭く対峙するものです。だからポパーは英米の分析哲学業界の嫌われ者です。

…でも定義とか数式で解決できる問題も多く存在します」。だ・か・ら・そんな、下らん問題をあたかも大問題のように喧伝するアホに対して、オイラは<効率性>基準を提出したまでっす。オイラが合理性や効率性を<命>としているわけではありやせん。これって、朝日や毎日新聞を批判したら、お前は読売とか産経新聞の味方か!と断定されようで心外です。これらの新聞社って右も左も…みんな終わってるでしょ。
藤崎達哉 2005/07/23(Sat)12:55:00 編集
うん、真っ当さを評価基準として出したのは、確かにおれ(と藤崎さん)。そして、その「真っ当さ」というのは、自称「哲学者」と「哲学研究者」の発言を比べた場合、後者の発言により耳を傾けるべき点が多いのではないか、という個人的印象による(すまんね、客観的定量的な判断基準ではなく)。だいたい、そもそも、「哲学」というものの内包がおれはよく分からんので、外延的、あるいは家族的類似による定義で、「とりあえず『哲学』の名のもとに包摂されているもの、こと」を対象として研究しているという「哲学研究者」の方が、相互理解が得られやすいんじゃないかな、と思う。

宮本さんが「哲学者」であることの正当性、「正当性を問うだなんて陳腐」と言って逃げてるけど、ダメ。ちゃんと答えて。それに、陳腐だから何だっての? だいたい、ありとしあるものの99%は陳腐だよ(スタージョンの法則応用編)。こう言っちゃ何だけど、宮本さんもその法則から逃れられてはいないね。

宮本さんの発言は、殊この件に関しては残念ながら、「おれはこう思う」以上のものがない。もちろん、「おれはこう思う」としか言えないような、説明のリミットもあるだろうけど、まだそこにはいたっていない段階でこの独断的中断を持ち出しちゃってる。宮本さんがそう思うからって何なのさ?としか言いようがないよ。
はやし 2005/07/23(Sat)17:37:00 編集
おれも藤崎さんと同様、合理性やら効率性やらにすべての価値を還元できるとは思わず、またそれですべてが片付くとも思っていないけど、それでもそれらは殊議論においては尊重せざるを得ないものだと思う。

合理性にしても効率性にしても、昨今評判が麗しくない感じがあって、「こころ」(ひらがなで書くのがポイント)とか「スローなんちゃら」とかが幅をきかしている風だけど、それだって単なる適材適所の話で、合理性や効率性を追い求めすぎるともっと優先すべき点がダメになっちゃうことがある、ってだけの話で、何も端的に合理性や効率性がダメって話ではない。

定義の問題にしたって、確かにすべての問題を解いちゃうような魔法の道具ではないけど、議論の共通前提を打ち建てるという、かなり相当大事な役割がある。だから、おれはけっこうしつこく「定義」に拘る方だけど、それは「そうすることで問題を解決しよう」ということではなく(「問題を霧散させよう」という意図はあるかも)、無駄な「言葉のダンス」を避けたい、というまでのこと。

……って、何言いたかったんだかよく分かんなくなってきちゃった。次!
はやし 2005/07/23(Sat)22:47:00 編集
1%と99%ってふたりとも定量化できてないものをそうやって分配して、さも多数派の側に価値があるかのように持っていくのがお得意のようですな、うん。

俺が世界で5人いればいい哲学者であることの「正当性」は、コンサートピアニストがそうであるように、お客さんに聞くのが一番だろ?
まあ、金払って読んでくれる「お客さん」っていう意味じゃあ「本」書いて出版するしかないんだろうけど・・・
宮本浩樹 2005/07/23(Sat)23:02:00 編集
はやしさん

おはようございます。個人的には、分析哲学の4つのポスチュレイツをオイラの胡散臭いの後継ページにしたい!と考えていましたが、オイラの希望に反して、<何をすべきか?>の方がランクインして来ましたね。この勢いで「由紀夫フ〜コ〜」と「石原vsフランセ」をごぼう抜きしましょう!

まあ、はやしさんもおわかりのように、どんなコミュニティーでも、最低限の礼儀とか資格がありますので…誰でも歓迎とはいきませんが…、オイラも<寛容の精神>の重要性を体感していますので…まだまだこのブログに居座ります。ガハハ!

それにしても…定量化可能な対象を定量化するスキルも能力もなく、その無能さを詭弁で言い訳をし、1%/99%のような単なるメタファ〜にすぎない表現を、無理やり定量的に解釈して…堂々と投稿する方々(オイラが定義する意味での無頼派)にも<寛容な対応>をするはやしさんには感銘しやした。

ただ、無頼派の弱点は、ジーコや堀内監督の采配あるいは、中田や清原のプレーを批判できたとしても…彼らは開き直って、「それじゃぁ!お前やってみろ!」と反論された場合に対処する術(すべ)あるいは構えを持っていないことですね。

そんなわけで…既存のプラットフォームを否定して、放浪したりなんかして、理想のプラットフォームを夢見たりしている過程で首切られたりする可能性もある。合掌。
藤崎達哉 2005/07/24(Sun)07:26:00 編集
藤崎さんもおれも、むしろ「少数派」に価値があるというような書き方だけどな……ともあれ、数学やら何やらの形式的な方法(含む分析哲学)で解決できるものとできないものの割合は、少なくとも今分かっていることに関しては定量的に語ることができると思うけどな。もっとも、「分からない」ということさえ分からない、つまり、現象として捉えられてもいないようなものの存在に関する判断、つまりは、「非在」に関する判断を含むがゆえ、それに関しては定量的な評価を下すことができないと言えば、まあそうなんだけど。とはいえ、「フォーマルな形で解決できることって、多くないよなあ」と思わない? 1%だの99%だのっていう発言は、そうしたごく普通な実感を表現したものに過ぎないんだけど。

で、で、宮本さんが「哲学者」であることの正当性は「お客さん」に聞け、だなんて、それまさに「数量的多寡による判断」でないの! というわけで、却下!
はやし 2005/07/24(Sun)07:35:00 編集
藤崎さん、ぼくも本当は「&lt;分析哲学&gt;4つの規準」を5位圏内にランクインさせたかったんですけど……今現在「それなりに見られているページ」ランク17位と苦戦中。というか、『ブッダ論理学』の「いちゃんもんつけページ」が著者の石飛さんの登場もあって、「何をなすべきか?」を追い抜いて5位圏内まであと少し!

それで、藤崎さんのブログでぼくが持ち出した&lt;寛容の精神&gt;ですけど、これは「表面上言ってることは全っ然同意できないけど、な〜んかオモロイ玉を隠し持ってるんじゃねえか?」っつー、予断というか期待がそれを発言させている面もあるでしょうね。それより何より、そもそも、話が通じない相手とどうにかこうにか遣り取りするってのがキライじゃない、っていうマゾっぽい性格もあるのかもしれませんね。ただ、それもこれも、ある程度&lt;知り合い度&gt;が高いという、議論にあっては本来あんまりプライオリティをおいてはいけないような外在的な要因に左右されることが多いでしょうが(だって、yuiさんとの遣り取りは、さすがにアホらしくなってきましたもん)。

とはいえ、宮本さんの「単なるメタファ〜にすぎない表現を、無理やり定量的に解釈」というような挙措も含めて、おれの対応自体は諄々としてますけど、その発言内容に関してはお分かりの通りほぼ全否定に近いわけです。だから、&lt;寛容の精神&gt;というのはあくまで対応する態度に関わるものであって、その発言内容をも「おれの考えとは違うけど、認めとこ」とするものではありません(むしろこの点に関してはぼくは不寛容でしょう)。

ぼくは自らのことを「無頼派」だとは自覚的に思ってはおりませんが、藤崎さんが挙げた「無頼派の弱点」、これちょっと耳が痛いところがありますね。というのも、自分が知悉しているわけでも何でもないことについて(ひどい場合はほとんど知りもしない領域についてさえも!)批判かましちゃうってこと、ありますもの。ただ、その場合でも、「だったらお前やってみろよ!」と反論されたら、「おう! やったろうじゃねえか!」と果敢にも(いや、「無謀にも」だな)突っ込んでくか、その領域固有の側面を捨象し、あくまで形式的な扱いができるように問題を&lt;すり替え&gt;、そこで相手が自滅するようにけしかけるか……って、自分が自滅しちゃったりするんですけどね!
はやし 2005/07/25(Mon)03:45:00 編集
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