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どーでもいいけど「ライヴ行ってきた」っていうエントリ名多いな。
ともあれ行ってきました@関内Club24。演目は「JAPAN ALTERNATIVE≠否」っつーことで、計5組の演者たちが出演だったんだけど、友だちは「芥正彦 with Black Opera」ということでトリの出演(ちなみに、芥さんはこの本で登場する「全共闘C」です)。
で、一言でこの催しを表現すると……
爆音祭り
でした。
いやあ、舐めてたとかそういうことではないんだけど、どの人たちもここまでのノイズっぷりだとは思わなんだ。
で、まず最初の登場は、女性2人組のVAVAKITORA。最初はヴォイス+鳴り物(鈴とか)だけで、秘境的というか、シャーマニックな感じで、「あーこういう感じか」と油断してたら、いきなり爆音。なんつーか、「インキャパ女性版?」と思わさしむるノイズ具合。
2番目は伽藍 with ASTROというトリオで、2/3はこの間見に行ったAstral Traveling Unityのメンバでもあって、最初の内はそこで聴かれたドローン系の音だったんだけど、これも中盤から大ノイズ大会。それにしてもやまとくん、暴れすぎ。
3番目のJOJO広重はいきなり早川義夫の「サルビアの花」! その他にもザ・タイガースの「ラヴ・ラヴ・ラヴ」もやった。音圧的には前に出た2組よりも抑え目だったけど、「ノイズ度」ということでは負けてはいない。
4番目は灰野敬二。構成は、ヴォイス+リズムマシン+発音器、という感じ。で、何がすごいって、初っ端ヴォイスから始まったんだけど、ヴォイスだけなのにこの日の出演者の中で一番「耳に来た」ってことだなあ。やっぱり只者ではない。
トリは芥正彦 with Black Operaということで、ロルカの詩とアルトーのテクストの朗読に、サックス+ギターのフリーっぽい、でもかなり作りこまれているであろう演奏が乗る、というもの。芥さんのアルトーの朗読、読み方、というか、発声方法をアルトーっぽくしてたところがおかしくもあり、鬼気迫る感じでもあった。ただ、これはドゥルーズ世代固有の捉え方なのかもしれないけど、アルトーをやるなら、もうちょっと乾いた感じでもよかったんじゃないか、という気がする。特に演奏に言えることだけど、ちょっと叙情的過ぎるかなあ、と。もっと鉱物的な感じで。
っつーことで、改めて思ったことは、ノイズは爆音で聴くに限る!ということです。みなさんも夏の暑苦しい夜を、爆音ノイズとともに過ごされてはいかがでしょうか?
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