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米最高裁、P2P企業のGroksterらに著作権侵害の責任追求を認める逆転判決




yomoyomoさんも嘆いているように、この件に関してみんな不思議なくらい関心が薄いように見受けられるけど、けっこうえらいことですよ? だって、娯楽産業側(MGM)の言い分ってのは詰まるところ、「刃物屋は殺人に責任がある!」って言ってるようなもんで、それが認められちゃったんだから。

確かに、刃物屋の例を引き継いで言えば、明らかに危なそうなやつが刃物買いに来たら、刃物屋としても何らかのアクションは起こすべきなのかも知れず、そういう意味ではGrokster側にも施すべき手があったとも言え、その点は批難されても仕方ないのかもしれないけど、それでもその「明らかさ」ってのをどう判断するのかが難しいし、未だ一般に利用されざる「新興技術」がどう使われるか、モデルケースを立てて準備万端整えるべし、ってのもキツイ要求だと思う。だって、「疑わしきは」の伝でいけば、ほとんど何でもかんでも「クロ」ですよ。

EFFの知財担当弁護士のFred von Lohmannは「訴えられた場合の費用にびくびくする技術企業は、その製品を消費者よりもハリウッドのお気に召すようなものに作り変えるかもしれない」って言ってるけど、結局この手の話でとばっちりを受けるのは、普通一般の消費者なんだよな。

それにしても、この間の口頭弁論のときの感じからいくと、こういう結果になるとは思わんかったのだけどなあ。

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» P2P企業の法的責任を認めたアメリカ最高裁
今後のWinny裁判への影響が気になるところ。 アメリカ最高裁は、P2Pを提供している企業への法的責任を認める判決を出した模様。 主な内容としては、「著作権侵害を仕向ける明確な表現あるいはそのほかの積極的措置に示されている通り、著作権侵害のための利用を助長する目的のデバイスを配布している者は、その結果である侵害行為の責任を問われる」と、なっている。 解釈によってはどっちとも取れる内容だが、多分「サービスの提供が著作権侵害が目的でないとしても、侵害が可能であるからダメ」とでも言いたいのだろう。 ここで気になっ...
URL 2005/06/28(Tue)16:30
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