お買い物思案 [技術]

またしても物欲大爆発（参考: その1、その2、その3、ちょっと毛色はちがうけど、その4）、です。

で、今回の案件はソニーの電子ブックリーダPRS-700なんですが、すぐに予想される反応は、「お前Kindle持ってんじゃん」というもの。でも、Kindleは基本的にアマゾンのKindle Storeで購入した書籍を読むためのもので、手持ちのPDF書類を読むにはまったく適していないので、おれのなかでは、まったくの別もの、とは申し上げませんが、用途のことなるものなので、ふたつ持っていても問題はございません。

さて、PRS-700というと、ここいら、つまりは電子ブックリーダの事情にそれなりに詳しい方はピンとくることと思いますが、前世代のPRS-505に比べて画面のぎらつきがきついしコントラストもよわいし全然だめ！って人がけっこういるんですよね。たしかに、比較写真などを見てみると、PRS-700は外光の映り込みもあるうえ活字の見栄えもクリスプではなく、「読む」ということに関して言えば断然PRS-505に軍配が上がるように思えます。

ただ、PRS-700とPRS-505を並べて比較、というのではなく、PRS-700をそれ単体としてレヴューした映像 (YouTube) などを見ると、べつにそれほど「読みにくい！」と言うほどではない気がするし、それに、PDFの閲覧機能強化だの検索機能だのハイライト／ノート付加などの機能を見ると、「たのしみのための読書」というのではなく、「PDFで公開されている論文を読む」というもっぱら研究者的な用途を念頭におくと、かりにもしPRS-700の画面が多少見づらくてもべつにいいかな、と思うんですが、どうでしょう？（って、だれに語りかけてんだ）