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The Princeton Companion to Mathematics Timothy Gowers et al. (eds.) (Princeton University Press, 2008) |
出版前からうわさはちらほら聞いており1、それなりに気になっていたこの『プリンストン数学コンパニオン』ですが、値段がちと高く、もうちょっと待てばペーパーバック版が出るかな、と泳がせておくことを決めかけた矢先、Logic Mattersで「哲学科の図書室に注文するべき」(強調原文ママ)と紹介されていたので、やむなく(?)注文。
ざっくりした感想としては、それなりに知っている領域のことに関しては、もうちょっと記述が濃かったらよいのに、と思うこともしばしばだけど、ぎゃくに、自分があまり知らない数学の領域(つまり、ほとんどの領域)については、上っ面だけの説明でもなく、かといってむずかしすぎて読めないというほどでもなく、ちょうどよい感じ。
岩波の『数学辞典』2と並べて読みたいところだけど、書籍も、そして付属のPDF版も、日本から携行してこなかった。返す返すもざんねん。
Model Theory Wilfrid Hodges (Cambridge University Press, 2008) |
通称「モデル理論の赤いほうのやつ」が、やっとこさペーパーバック化され、何だかんだ自分はモデル理論にあまり詳しくないことを最近とみに痛感したので、買っといた。モデル理論に関するもう片方の「赤くないやつ」に比べると、その「話法 voice」がかくだんにくだけた感じで、読みやすそう。
The Unravelers: Mathematical Snapshots J.F. Dars et al. (eds.) (A K Peters, 2008) |
この前ちょろっとだけ言及した、数学者たちの写真集Les Déchiffreursの英語版をやっぱり入手。いずれの写真もそれぞれに味わいぶかいけど、何と言ってもこのコンヌの写真3がキてる。というか、めちゃめちゃかっこいい。翻訳あり。
1 じっさいは、「うわさ」どころか、このコンパニオンの編集主幹のTimothy Gowersさんのブログをチェックして情報を得ていたわけですが
2 ちなみにこちらは、自分がそれなりに知っている領域に関しても、けっこう骨のある記述がしてあった覚えがある。
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