[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
Punkgasm Don Caballero (Relapse, 2008) |
てっきり活動は停止したかと思っていたドンキャブの新作。
1曲目は、彼らにしては直球のロック的アプローチ(しかも、じゃっかんドゥーミーな風味もあり)で、「お?」と思いきや、2曲目以降はいつもながらのドンキャブ節。
前作までが好きなら、まちがいなくたのしめます。
Songs to Sing in A and E Televise (Club Ac30, 2006) |
この前も言ったとおり、じつはそのシューゲ時代を知らなかったので、テレヴァイズのシューゲ時代の代表作であるらしいこれを聴いてみた。
聴きはじめは、「シューゲなのにヴォーカルが近いなあ」と偏見丸出しの聴取態度を採っていたのだけど、聴きすすめるうちに、ヴォーカルが近いだの遠いだの、そんなちまいことは気にならなくなるぐらいの秀作だった。
Music Tapes for Clouds and Tornadoes Music Tapes (Merge, 2008) |
これは、某レコ屋さんのレヴュで、Smile(BB版はこちら)の名が引きあいに出されていたので、「それは聴かな!」といきおいこんで聴いたのだけど、そういう路線で聴いちゃうと大はずれ、です。
おれのいい加減な思いつきで言うと、これの後半がもっと鄙びた感じ、かな。
Behind the Radiator [7 inch Analog] Mika Vainio (Touch, 2008) |
パンソニックのミカ・ヴァイニオがタッチから出した7インチ。
まあ、よほどの好き者でないかぎり、がんばって手に入れるようなもんでもないかと(言うまでもなくおれは「よほどの好き者」なので、がんばって手に入れましたが)。
とはいえ、音はいつもながらで、よいです。
Where You Go I Go Too Lindstrøm (Smalltown Supersound, 2008) |
あ、おれこれだめだ。
「そんなじゃない!」って言われるかもしれないけど、こんなんたんなるクラフトヴェルクの縮小再生産じゃないですか。それだったら、本家を聴いちゃいますよ。
ところどころ、「お」と思う瞬間もあって(ふと、ベドゥイン・アーセントなんて名前を思いだしたり)、惜しいっちゃ惜しいんだけど、だめなものはだめ。
U Tujiko, English, and Chantler (Room40, 2008) |
前作がどうしても「企画盤」という印象の否めなかったツジコノリコ(字遣いが分からないので、はなはだ遺憾ながらすべて仮名書きで)が、ローレンス・イングリッシュ、そしてジョン・チャントラーと組んだじゅんすいな新作。
まだ届いたばかりで聴きこめていないのだけど、ザッパクな感想ということで言えば、やはり、どんどん「不定形さ」とでも言うべき要素が減じていっているような気がして、そこが残念。
ただ、また何かの拍子に激賞しだすかもしれず。
Touching Pasture Sparkling Wide Pressure (Students of Decay, 2008) |
さいきん何だかリリースがおおいような気がするステューデンツ・オヴ・ディケイ(タイガリメインズの人がやってる)もの。その怒濤のリリースから、とりあえずジャケが気に入ったこれを。
で、音は、まあタイガリメインズの人がやってるレーベルから、というだけで、どういうものかは想像つくであろうので、くだくだしく述べたてるのは止めておきます。ただ、何と言うか、さいきんこのような、ノイズでも音響系でもない、ぼろぼろに錆ついたような音盤を耳にすることがおおく、かつ、そうした音はひじょうに好きなので、好ましいことです。
つぎは、ゼラとのカップリングカセットがよかったAjilvsgaを聴いてみようかな(って、まだ手に入るのか?)。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
音
雑
虫
技術
『スペクタクルの社会』を読む
ドゥルーズ講義録
電波
趣味の数学
趣味のゲーデル
『プリンキピア・マテマティカ』を読む
自己紹介もどき
ブログペット俳句
芸術一般
言語ヲタ
お客様
GRE CS
留学
Boing Boing
映画
ちょっといい話
かなりダメな話
魂の叫び
哲学と数学
論文
引用
「いい」とも「ダメ」とも言いがたい話
悲喜こもごも
証明論
ポエム
書物への呪詛
言わずもがななことではあるけれどときに忘れてしまうこと
何か無駄なことをしよう
日々
趣味の勉強
夢
ブログの記事
翻訳
勉強
不眠
文房具
ライフハック
育児
thayashi#ucalgary.ca
(#を@に置換してください)
このブログで紹介したことのある本をランダム表示。
このブログで紹介したことのある音をランダム表示。