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気がつくとつい夜中に聴いてしまっている、そんな音楽たち。
Music For The Horse Hospital/Sounds From The Horse Hospital Current 93/Nurse With Wound (PanDutro, 2002) |
Visor Visor (Tomlab, 1997) |
I Love Her Till I Die Xela/Ajilvsga (Digitalis Limited, 2008) |
Music for Airports Brian Eno (Edition EG, 1978) |
The Harp of New Albion Terry Riley (Celestial Harmonies, 1986) |
Gas Gas (Mille Plateaux, 1996) |
L'Œuvre Musicale Pierre Schaeffer (INA-GRM, 1998) |
いずれも、まあ、定番。
C93/NWW、Visor、そしてXela/Ajilvsgaは、いまではどれも入手がむずかしそうだけど、ちょっと無理してでも手に入れる価値あり。C93/NWWはC93のほうのディスク、Visorはまるまる一枚、Xela/AjilvsgaはXelaサイドが、とくにいい。
イーノのMusic for Airportsは、ほんとうに定番中の定番。とはいえ、おれは、じつは1曲目しか好きではなく、その1曲目だけをずーっとループさせていたりする。
テリー・ライリーのThe Harp of New Albionは、純正調に調律されたピアノによる、ほぼ2時間にわたって繰りひろげられる極上の音像。作曲と即興の中間のような塩梅が、ひじょうによろしい。
ガスのGasは、何枚か出ているガスのアルバムのうち、いちばんフラットで夜中にぴったり。もっとも、どのアルバムもみな「夜中向け」なのだが。
ピエール・シェフェールのL'Œuvre Musicaleは、「こんなんおっかなくて夜中になんて聴けないよ」という人もいるかもしれないが、この「ほとんど物音」というような音(楽)を、夜中3時間以上にわたって聴きつづけるのも、わるくない。
上で挙げたものはいずれもインストだったが、つぎの「声入り≒よりポップ」なものも、夜中によく聴く。
Sound Restores Young Men Cynchia Dall (Drag City, 2002) |
Deep Motif Azalia Snail (Candy Floss, 1996) |
Palaa Aurinkoon Islaja (Fonal, 2005) |
Kulta Sulka (Partly Available in Unilintu) Kuupuu (Self Release, 2006) |
シンシア・ドールの、ジム・オルークプロデュースによるSound Restores Young Menは、以前に何回か言及したことがあるのだけど(このページを参照)、これはほんとうに、しみじみいい。日中聴いても、もちろんいいのだけど、聴くならやはり夜中をおすすめする。
アザリア・スネイルは、何枚かアマゾンJPでも手に入るようだが、上に挙げたDeep Motifが、おれが聴いたことがあるもののなかではいちばんよい。
イスラヤのPalaa Aurinkoonは、以前「最近のおすすめ音」に挙げていたのだけど(というか、上掲アザリア・スネイルとともに、このエントリに挙げていた)、これは、どう考えても「夜中の音」。夜中に裸足で森のなかを歩き回るときのBGMに。
最後のクープーは、人によっては「夜中に聴くにはこわすぎる」と感じてしまうかもしれない、無邪気さが昂じて人を殺してしまいかねないような、そんな音(やや言いすぎ)。イスラヤとは同郷で、あまつさえいっしょに「ヘルッタ・ルッス・アッサ (Hertta Lussu Ässä)」という、何度聞いても覚えられない名前のバンド(なのか?)もやっている。
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