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不眠不休で活動しているのでつらくなってまいりました。

  • Francisco J. Varela, Principles of Biological Autonomy, Elsevier
  • Milan Zeleny (ed.), Autopoiesis, Elsevier
  • Frank Benseler et al. (eds.), Autopoiesis, Communication, and Society, Campus Verlag
  • Niklas Luhmann, Essays on Self-Reference, Columbia Univ. Pr.
    ルーマン読書会で「ここいらでひとつ、ルーマンが援用しているオートポイエーシス概念について、それなりにしっかり押さえておこうじゃないか」という話になったので、そのために。ヴァレラ本は、オートポイエーシス概念を、圏論やらスペンサー「山師」ブラウンの形式法則(ちなみに、おれが宮台真司および大澤真幸にいまいち信をおけないのは、こんな本を訳しているから、というのがでかい)やらをこしゃこしゃ使って展開・拡張している。ヴァレラがマトゥラナといっしょに書いた『オートポイエーシス』なんぞよりも(色んな意味で)数段おもしろそうな本なのに、翻訳はないようだ。ゼレニーの編著は、オートポイエーシスの「なぜ、なに、なんのため」が網羅的に解説された、いまでもオートポイエーシスの参考文献として価値を失っていなさそうな内容。マトゥラナ、ヴァレラというオリジネイターはもちろん、モランなんかも稿を寄せている。ベンゼラー他編著は、タイトルから分かるとおり、オートポイエーシス概念の社会科学への応用についての論文集。この概念の生物以外への適用に懐疑的だったヴァレラは稿を寄せていませんが、マトゥラナは「人と社会」という論文を寄稿。刊行年が1980年、つまりルーマンの『社会システム理論』刊行前なので、『社会システム理論』でオートポイエティックな社会学が爆発する前夜の雰囲気が伺えるのではないかと。そして、最後に「ご本尊」(?)ルーマンの自己参照本。『自己言及性について』なる、びみょうに誤訳くさい邦題("reference"は「言及」とはかぎらない!)で翻訳も出ていますが、所収論文の題名を見るだけで、「社会科学のオートポイエーシス」やら「社会学の基本概念としての意味」やら「複雑さと意味」やら「コミュニケーションのありそうもなさ」やら、少しでもルーマンを齧った人には「これはおもしろそうだわい」と思わざるをえないものが並んでおります。

  • Paul Guyer (ed.), Kant's Critique of the Power of Judgment, Rowman & Littlefield
  • Immanuel Kant, The Critique of Judgement, Prometheus Books
    カントゼミで、その『判断力批判』についてペーパー書きとプレゼンをしなければならなくなったので、それの仕込み。けっこう考えもなしに、「カントの美学って、ちょっと知ってみたいかも」と思ったが最後、『判断力批判』をやるには、『純理』のみならず『実践理性批判』も押さえておかなければならなかったという地獄。ともあれ、ガイヤー編著は、『判断力批判』をめぐって、それなりに最新の議論を知るために。『判断力批判』のバーナード翻訳本は、19世紀末の刊行なれど、英語としていちばん読みやすい、とのことなので(ちなみに、ゼミで使っているケンブリッジ版は、原文ドイツ語の文章構造をほとんどそのまま英語でも保持しているとのことで、そんなもんが読みやすいわけがない)。"Editor's Introduction"に、"the toil of penetrating through the wilderness of Kant's long sentences"とあって、思わず苦笑い。さて、あとはリヨタールのこれとかドゥルーズのあれとかもあわせて、読むだけだ。

  • William Gibson, Pattern Recognition, Berkley Pub.
    ここで、きわめておぼえがうるわしい評言があったので、借りた。この休暇中に読めればいいが。つうか、『ラナーク』も買うだけ買ってまだ読んでないんだった。まあ、そんなこといったら、読んでないもんは死ぬほどあるんだけど。
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