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寝なきゃいけないときはもっと起きていたいのに、起きるときはもっと寝ていたいと思う。誰しも大なり小なりこういうふうに思っているとは思うが、その程度がおれの場合ちと極端、なような気がする。
たとえば、前日に2時間弱ぐらいしか寝ていないのに、夜のしじまが降りてくるとどんどん目は冴えてきて、眠りがまた遠のいていく。いっぽう、つぎの日が休みで、しかも差し迫った案件がなかったりすると、ひとたび眠りにつけばそのまま20時間近くも寝てしまう。
たんじゅんに考えれば、あるときは連続してものすごく起きており、あるときは連続してものすごく寝ているわけだから、平均値をとればべつだん憂慮するほどのことではない、のかもしれない。ただ、睡眠学(というのがあるのです)的見地から言えば、睡眠不足を補填するためであれ、来るべき無眠期間のための備蓄であれ、あるまとまった通常以上の睡眠をとることには何の効用もないらしいから、やはり憂慮すべきか。
ともかく、寝つきもわるければ寝起きもわるい。「眠いなあ」と思って寝る気満々で横になっても、ややしばらくすると「とりとめもない」というにはあまりにまとまりすぎた想念が去来し、その想念を追ううちにどんどん覚醒度はたかまるばかり。ぎゃくに起きるときは、いつまでもぐずぐずと「起きなくてもいい理由」なぞというものをぎりぎりまでかなり真剣に考えていたりする。
こうした悪癖を絶ちきるには、毎日決まった時間に寝て、毎日決まった時間に起きるのがいい、というのはよく言われることであり、じじつそうであろうので、実行できればいいな、といつも思うが、いつもただ「思うだけ」、である。たぶん、そういう生活パタンをおれが得る日は、永遠にこないだろう。そのことはべつに、どうということもないことだ。ただいつも、うっすらとした眠気のもやのなかで、さんさんと太陽が輝いている。
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