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とはいえ、今日は別件で(というのは、専一に本買いに出向いたのではなく)神保町に出向いたので、ついでに、という感じで買い本をしてまいりました。

  • 市川 繁治郎(編), 新編 英和活用大辞典, 研究社
    やはり、背に腹は代えられない、というか、必要なものなので、買いました。つうか、じつは電子版を持ってはいるのですが、読むにせよ、そして英語で論文を書くときに使うにせよ、どう考えても書籍版のほうが便利です。

  • Jean Van Heijenoort (ed.), From Frege to Gödel , Harvard
    すでに持ってはいるのですが安かったのでもう1冊購入。内容は、副題の"A Source Book in Mathematical Logic"が如実に示すとおり、フレーゲの『概念記法』から、ペアノがいわゆる「算術のペアノ公理系」を提示した原論文(の翻訳)、ゲーデルの完全性論文などを経て、同じくゲーデルの不完全性定理論文にいたる数理論理学の超重要論文を36本くくくっとコンパイルしたもの。プロパーな論理学徒のみならず、趣味的にロジックをやっているという人も必携、というか、当然持ってるでしょ、という1冊。この2冊目はがしがし書き込み用として使っていきたい、と思っております。

  • John N. Martin, Elements of Formal Semantics , Academic Press
    形式意味論の参考書としてはブラックウェルからのものケンブリッジからのものが有名でしょうが(日本語だと白井さんのものがスタンダードっぽいですが、おれは赤間さんのやつが好きです)、どちらもやや大部に過ぎ、初学者にいきなりすすめるにはむりがありそうです。その点、この『形式意味論原論』は、網羅的かつコンパクトという、よくできた教科書となっております。ただ、コンパクトなだけあって、ところどころ結果の羅列に終始しており、証明が略されていることが多々あるので、そういうことが気になる人(おれだ!)は前記の2冊を辞書的に使うといいでしょう。

  • Martin Esslin, The Theatre of the Absurd , Vintage Books
    書名のとおりの本。ベケット、アダモフ、イオネスコ、そしてジュネには各1章まるまるが充てられ、第5章ではジャン・タルデュー、ボリス・ヴィアン、ギュンター・グラス、ハロルド・ピンターなど計14作家がふれられています。ぜんぜん知らない人もいたりするので、機会があればそういう人の作品を読んでみるというのもオツなものかもしれません。
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