買い本 [本]

3日連続の買い本エントリ。もうだれにもおれをとめられないぜ！

• Vladimir Nabokov, Pale Fire , Penguin
• Vladimir Nabokov, Ada or Ardor, Penguin
  若島正『ロリータ、ロリータ、ロリータ』からの流れで、ナボコフの作品のなかでもとくにヤヤコシそうなこの2作を。アメリカから持ってくるのを忘れてしまった『ラナーク』に代わりに、年末年始の読書はこれらをそぞろに読もうと思っています。
  
  
• Diana Lee (ed.), Oxford Collocations Dictionary , OXford
  このあいだ（というか、きのうだ！）買った『新編　英和活用大辞典』よりもヨリ「読む用」の連語辞典。値段と内容量のかねあいで考えると、ひじょうにお値打ちであります。
  
  
• 古田光・子安宣邦（編）, 日本思想史読本, 東洋経済新報社
  ひじょうにありがちなことではあるけれど、日本国外で生活していると、自分が否応なく「日本人」として認識され、そしてそうした「日本人」としての立場からの応答というものがどうしたって生じてくる。その場合、おどろくほど自分のなかにそこで求められる「日本人」がいないことに気づく。もちろん、そういう要素はべつだんなくったってかまわないのだけど、応えられないのも少しくやしく、そしておしい気がする。だから、これでひと仕込み。
  
  
• 橋本治, 小林秀雄の恵み, 新潮社
  しょうじき、橋本治はそれほど好きな書き手ではないのだけど、ちょっと気になる本だったので。上記「日本思想」もののからみ、という意図も少しあり。