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あたらしめのものを中心に何枚か。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000O3C574/hayashinoblog-22/ref=nosim We Know You Know
Lesbians on Ecstasy
(Alien8, 2007)

聴くまえは、何かちょっとおもしろそう、と思ったんですが、いざ聴いてみると全体に破綻のないつくりで、あまりおもしろくありませんでした。

http://orc.lolipop.jp/image/spleen.jpg Souvenirs
Spleen vs. Ideal
(Believe, 2007)

一聴した感じ、ややちゃんとしたLoad Recordsものという風味で、わるくないです。ただ、もうちょっとしっちゃかめっちゃかなほうが好みかな。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00080Z5GQ/hayashinoblog-22/ref=nosim Par Noussss Touss Les Trous de Vos Cranes
Et Sans
(Alien8, 2007)

これはなかなかに味わいぶかい1枚。朴訥なエレクトロニクスにフィードバックの効いたディレイサウンド、あるいは、間歇的な叫び声にトライバルなリズムとミニマルなカッティングギターがかぶさったり、と言えば、だいたいのところは分かっていただけるのではないかと(分からんか)。詳細は不明ですが、フライパンナムの人とかシルバーマウントジオンの人とかがやってるみたいです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000UTOQPG/hayashinoblog-22/ref=nosim Loveless
Japancakes
(Darla, 2007)

これは、聴くのがこわかった1枚。というのも、タイトルを見て容易に予想がつくように、マイブラッディバレンタインの空前絶後な名盤Loveless完全カバーアルバムということで、「やめてくれ! イメージがこわれる!」という可能性がじゅうぶんに予見されたから、なんですが、じっさい聴いてみると、「そうひどくはないけど、でも、これを聴くぐらいだったらオリジナルを聴くよ」ということになってしまいますね、どうしても。ウルトララウンジのロックカバー集のような、徹底したモンドな崩しもなく、下手に原作に忠実なところもマイナスです。

http://orc.lolipop.jp/image/yellow.jpg (Yellow EP)
Gang of Four
(EMI, 1980)

ふと目についたので聴きかえしてみた。言わずと知れたギャングオブフォーの、US限定シングル。ギャングオブフォーのものは何であれ、超名盤Entertainment! を念頭において聴いちゃうから、それ以外のものはすべてちょっと物足りなく感じてしまいますね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00003WG0M/hayashinoblog-22/ref=nosim Entertainment!
Gang of Four
(EMI, 1979)

というわけで、ギャングオブフォー1979年発表の1stを。いやあ、ほんと、1曲目のアンディギルのギターで即死、でしょう。しょうじき、曲の出来にムラがあるような気がしないでもないけど、そんなことは些細なこと。聴くべし。つうか、もうすぐ新作が出るって、ほんとですか? いかんせんページ自体が古い情報満載感がただよっているので、このNew AlbumというのはReturn the Gift である可能性がでかいけど、もしほんとうに新作が出るのであれば、聴きたいような聴きたくないような……。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000ULV2GU/hayashinoblog-22/ref=nosim 空洞です
ゆらゆら帝国
(ソニー, 2007)

ゆらゆら帝国はじつは、インディー時代に出した1stを聴いたきりで、それ以降まったくご無沙汰であったし(当初のツインギターがかもすテレヴィジョンぽい雰囲気が好きだったこともあって、トリオになってからの音の肌ざわりにはどうしてもなじめなかったのだ)、べーやんがそれなりに褒めていたので、聴いてみた。で、べーやんも書いているとおり、だるい、というか、全体にmid70sな風味をただよわせつつ、LP盤B面の3曲目あたりに入っていそうな曲を集めたという風情のアルバム。

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コメント
あぁゆらゆら帝国聴いたんですね。多少なり、過剰演出かなと思わないでもないですが、まぁいいかなと。
ところでGang Of Fourのそれって、ほんとどこにでもうってあって(田舎のCD屋でも平気で置いてる)、さぞかし名盤なのだろうなぁと思いつつも、なぜだか買う機会がないという状態でまだ聴いてなかったりします。そういうアルバムが、ほんといっくらでもあって困ります。
長谷部 2007/11/12(Mon)21:07:00 編集
ゆらゆらは、すごくなつかしい感じがして、いいんじゃないかな。まあ、そういうアスペクトでよろんこんでるってのは、ある意味「退行」なのかもしれんけど。

で、ギャングオブフォーでも何でも、世で「必聴盤」みたいに言われてるのって、あんがい「肩すかし」っぽいのが多かったりするんだけど、このGoFの1stにかんして言えば、掛け値なしに「必聴」なんで、ぜひ。
はやし 2007/11/13(Tue)10:16:00 編集
空洞、は発売と同時くらいに買いましたですよ! 昔の早川義夫をあくぬきした感じがして好き。たらんたらんしてるのがちょっと多い気がしないでもないけど。(関係ないけど、中野翠はこういう二重否定がやらしくて嫌いだって)。
mom 2007/11/14(Wed)03:58:00 編集
おおそれはなんと奇遇な。

で、本文にも書いたけど、『空洞です』に聴かれる音像ってのは、早川義夫って言うよりむしろ、mid70s的なもの、もっと直截に言えば、イーノがからんでるあまたのノーウェーヴもの(おのおのの楽器の音像が近い感じ)やらボウイ(ベルリン3部作B面の空虚な感じ)やらルーリード(はずしたAORっぽい感じ)やら、そこらへんにあると思う。

で、二重否定がきらいってことは、「ざるをえない」とかもきらい、なのかね。まあ、断定を避ける姿勢がきらい、ってことなのだろうけど。
はやし 2007/11/14(Wed)13:09:00 編集
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