[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
表題どおり。
Star Booty Bitch Magnet (What Goes On, 1988) |
アルビニがからんでるものなら何でも無節操に買い漁っていた中学時代に、たしかフールズメイトだかドールだかで「アルビニがプロデュース、らしい」という不確かな情報を読み、買ったアルバム。1曲目の"Carnation"の疾走感は好きで、いまだにこの曲とラストのライヴ音源はよく聴く。で、ついさっきDiscogsで彼らのことを調べて知ったんだけど、デイヴィド・グラッブスもメンバーだったのね。おそるべしアルビニファミリー。
リンク先は、"Star Booty"と2ndの"Umber"の2in1というお得盤……にいっしゅん思えるけど、マーケットプレイス価格7,000円超って、どういうことよ。
Surfer Rosa Pixies (4AD, 1988) |
このアルバムもアルビニプロデュースということで買ったのだけど、そのときはあれほど有名になるとはつゆも思わなかった。だから、というわけでもないのだろうけど、いまだに名盤と言われるDoolittle とかのブレイク後の音はあまり好きではない。とか言って、ラストアルバムはけっこう好きだったりするんですが。
Babysitters on Acid Lunachicks (Blast First, 1990) |
上記ピクシーズのベーシストであるキムの姉御がサイドプロジェクトとして始めたブリーダーズの1st(これもアルビニプロデュース)は、ことによったらピクシーズよりも好きで、ピクシーズからの流れでそれにしようと思ったのだけど、ブリーダーズがらみでウェブをさまよっているうちに、なぜだかルナチクスの名前を発見し、「なつかしい!」ということで聴きかえしてみた。たしか彼女たちのことは、フールズメイトのスカム特集(このエントリに言及あり)で知ったはずだ。
で、その音は、と言うと、基本的にヴォーカル歌い込み系のハードロック(ちょっぴりストレンジな風味あり)で、そうわるくはないんだけど(ヴォーカルの歌唱法はソロになってからのダンジグを思いおこさせたりする)、あまり年中聴くもんでもないかな、と。
Standing in the Way of Control The Gossip (Kill Rock Stars, 2006) |
思いおこせば上記ルナチクスが出てきた当時は、ちょうどL7(この名前も劇的なまでになつかしい)なんかのガーリーバンドも出てきたりしていて、プレRiot Grrrl的な雰囲気に満ちていた。そこからの連想で、「最新型Riot Grrrl」の代表格(なのか?)としてザ・ゴシップを。
ヴォーカルのベスは恰幅がいいだけあって声量もあるんだけど、おれは声量がある歌い手さんはそれほど好きではないので、これもイマイチ、かな。あまり比べるもんでもないのかもしれんけど、この手の「スリーピース、ベースレス、女声ヴォーカル」という構成では、ヤーヤーヤーズに断然軍配が上がる(が、冷静に考えてみると、ヤーヤーヤーズも1stシングル以外は大してよくないかも)。
Pretty on the Inside Hole (Caroline, 1991) |
やっぱりおれは「最新型」よりも「懐古趣味的」なものが合ってるんだな、とあまり脈絡はないかもしれないが、ホールの1stを引っぱりだして聴いた。このころのコートニーの捨て鉢なドスの利かせ方というのは、いま聴きかえしてもわるくないな。って、他のアルバムは聴いたことないんですが。
そういや、コートニーとカートの娘さん、数年前にTeen Vogueにインタヴュが載ってるのを立ち読みしたことがあるんですが(おれももの好きだ)、いまはどうしてんすかね。つうか、Teen Vogueはけっこうおもしろいんで、みんな読むべきだと思います。
Happy Birthday! Modeselektor (Bpitch Control, 2007) |
モードセレクタは、一部輸入レコ屋のハイプもあって、ちょっと過大評価されてるんではないかと思いますが、新しいのが出たらとりあえず聴いとくか、程度におれも気にしてはいます。が、これは好みの問題もでかいと思うんですが、やっぱりおれはあんまモードセレクタは好きでないですねえ。あ、でも、アパラートとの共作はかなり好きだな。つうか、おれはアパラートが好きなのか。なるほどなるほど。
A1-D1 Gescom (Skam, 2007) |
上記で言及したような輸入レコ屋さんたちが、今週か来週あたりには「あのオウテカのロブとシェーンもからんでる覆面テクノユニット!」とかハイプしている様子がいまから目に浮かぶゲスコムの新作ですが、今回はかなりフロアオリエンテッドで攻めてきましたねえ。とはいえ、随所にヘンテコリンな要素が混入されており、オウテカの2人がからんでようがからんでまいが、「Skamの音」って感じです。つうか、Skamの「レーベルオペレータ」であるロブ・ホールが毎月アップしてるミックス音源は、Skamから出る予定の新作音源も何くわぬ顔でミックスされたりするんで、要チェックです。
Accident Flatbacker (ヴィクター, 1985) |
ボリスのアツオ氏がユーロロックプレス上で「最近アンセムがお気に入り」とか言っていたので、「ジャパメタルっておれんなかで穴だよなあ」ということもあり、しかも、ウィキペディアの記述によると「あぶらだこがメタルをしている」かのようということなので、「これは聴いとかな」と思い聴きましたけど……これ、どこがあぶらだこなんですか? ぜんぜん違うじゃないですか。つか、この手のもんはやっぱり苦手かもしれんですねえ。
Bound to Break Anthem (キングレコード, 1987) |
で、アツオ氏の最近のお気に入りである当のアンセムを。どのアルバムが「お気に入り」なのか上記ユーロロックプレスのインタヴュでは語っていなかったので、ファンのあいだでいちばん評価が高いと言われるこれを聴いてみました。アツオ氏はこれを「クラウトロックとして聴いている」とのことですが……どこがだ! やっぱりおれにはジャパメタル、というか、オーヴァーグラウンドなメタルは不向きなようです。
ハードにさせて ツジコノリコ (Mego, 2002) |
耳なおしに、と言ったら、上記2バンドに失礼にあたるかもしれませんが、ここのところあらためてそうとう聴いている、ツジコノリコがメゴより2002年に出したこの3rdを。ともあれ、これはほんとうに「不朽の名作」レヴェルの傑作。アマゾンのマーケットプレイスではほぼ2万という値がついていますが、最初の2曲のためだけにでも、いや2曲目の"Give Face"のためだけにでもそれだけの額を払う価値はあるのではないか、とすら思います。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
音
雑
虫
技術
『スペクタクルの社会』を読む
ドゥルーズ講義録
電波
趣味の数学
趣味のゲーデル
『プリンキピア・マテマティカ』を読む
自己紹介もどき
ブログペット俳句
芸術一般
言語ヲタ
お客様
GRE CS
留学
Boing Boing
映画
ちょっといい話
かなりダメな話
魂の叫び
哲学と数学
論文
引用
「いい」とも「ダメ」とも言いがたい話
悲喜こもごも
証明論
ポエム
書物への呪詛
言わずもがななことではあるけれどときに忘れてしまうこと
何か無駄なことをしよう
日々
趣味の勉強
夢
ブログの記事
翻訳
勉強
不眠
文房具
ライフハック
育児
thayashi#ucalgary.ca
(#を@に置換してください)
このブログで紹介したことのある本をランダム表示。
このブログで紹介したことのある音をランダム表示。