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と言っても、どこぞかの古本屋に行って、「おお、こんな本がこの値段で!」という具合に「掘り出した」わけではなく、部屋を片付けている途上で掘り出された本で、今日のところこれらを見返しながら眠りに就こう、と思った本たち。

  • David A. Levin, The Opening of Vision , Routledge
    ここで紹介した本。そのときは、「ポストモダン本」という、全然紹介になっていない「紹介」だったけど、あらためて見返すと、ジェイの『伏し目』とも連結するような本ですな。これは、時間があればちゃんと読みたい。ちなみにレヴィンさんは、『哲学者の眼差し』、『現代と視覚の覇権』、『視覚の座』など、「見ること」と「考えること」をめぐるものをいくつか書いていて、気になります。

  • André Gotz, Fondements pour une morale , Galilée
    これも上記エントリで紹介した本。そのときは「悪い意味でフランス風な本」と腐してしまったけど、あらためて見てみるとけっこうまともそうな本でした。ゴッツよ、すまん。

  • 松村一登, エクスプレス フィンランド語, 白水社
    これはねえ、けっこう探してた、というか、「あそこにあるんだろうなあ」と思いつつ、あまりに「古層」のほうなのでいつもあきらめていたものを、今日、やっとこさ掘り出しました! 白水社のこの「エクスプレス」シリーズは他にも、ポーランド語、オランダ語、ノルウェー語、ハンガリー語などを持ってますけど、いずれも必要最小限の知識を小分けに与えてくれるので、何か言語をやろうと思ったら、まずはこのエクスプレスシリーズの該当言語をざっと読んでイメージを作る、というのがいいと思います。

  • 佐藤文隆, 光と風景の物理, 岩波書店
    これは、「岩波講座・物理の世界」のなかでも指折りの名著、だと思う。空はなぜ青いのか? 夕焼けはなぜ赤いのか? 雲はなぜ白いのか? そんな、風景にまつわる素朴な疑問を通して、特定の領域に限られない「物理の面白み」というものをたっぷり味わわせてくれる。同様の書物では『光の物理』も面白い。

  • McKenzie Wark, A Hacker Manifesto, Harvard
    すっかり忘れてた
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