アフロミュージックでも聴いてみよう [音]

今まで聴いてきた音楽と言えば、アングロサクソンミュージック一辺倒で、ファンクといいジャズといい、ちょっとでも黒っぽいものはパスしてきたのだけど、菊地成孔『聴き飽きない人々』の「アフロ」の項を読んでいて、これだったらちょっと聴いてみてもいいか、と思った。つわけで、以下が聴く予定のものリスト。

• Youssou N'Dour/Set
  これは今、書きながら聴いてますけど、やっぱり声が入ると「ちょっと……」という思っちゃいますねえ。でも、要所要所、菊地本でも言われていたような「フレッドフリスにおけるアフロの影響」みたいな部分がたしかに感じられておもしろい。「アキヤマミヤコ」って誰ですか？
  
  
• Salif Keita/Solo
  これも有名、ですねえ。でも、全然聴いたことありませんでした。今聴きはじめましたけど、いきなりフージョンっぽい。大丈夫なんか？
  
  
• Kélétigui Diabaté/Sandiya
  "keletigui"で検索かけても結果なしになってしまうアマゾンはダメすぎる。ちゃんと対策をたてておいて欲しいものです。
  
  
• VA/Kanyok and Luba
  これこれ！　こういうの！　こういうのは「黒っぽい」も何もなく、いいですね。録音も、意図的なのか何なのか、バーストしてるし。
  
  
• Fela Kuti/Afrodisiac
  フェラクティも基本として押さえときましょ……と軽い気持ちで聴きはじめたら、1曲目の錆びたローズのような音にやられた。こりゃほんと、プログレからアフロ行く人の気持ち、分かるわ。
  
  
• VA/L'âge d'or du taarab de Mombasa
  「……歌声が『とにかく地平線の先まで届くように』とかいう、あの感じじゃないのよ（笑）。湿っぽいラウンジ感なわけ。ムード歌謡や演歌みたいですよね」（前掲菊地本より）……これはたぶんおれの守備範囲であろう。

つわけで、あんま欲張りすぎてもあれなんで、とりあえずはこんなもんで。