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どう考えても、不慣れなドイツ語をえっちらおっちら読むより、訳本を読むほうが効率的なのは百も承知なのだが、岩波文庫版『暴力批判論』がどこを探しても見つからない。こうなったら、それほど高いものではないし、今日買い直してくるか。それか、『ベンヤミンコレクション』を一気に買っちまうか……(ちなみに、アマゾンレヴュアーの一人が「そもそもベンヤミンは難しく、ドイツ人ですら「一旦、別のドイツ語に翻訳しないと読めない」と言われるほどである」と言っているが、例のTrauerspielに関する書き物はともかく、そこまで面妖なドイツ語をベンヤミンが書いているとは思われない)。

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おいおい! なんだよ、それ。
うちのを貸そうか?

『ベンヤミンコレクション』の邦訳には「暴力批判論」は入ってないって…。
(レジュメ、アップかぁ? 無理だよなぁ、うん。)
宮本浩樹 2007/01/13(Sat)21:04:00 編集
「暴力批判論」くらいの長さならレジュメじゃなくて、一語一句洩らさず、そのまま読書会のほうに転載しちゃえばいいと思います(宮本さん、よろしくお願いします!)
永遠小僧 2007/01/13(Sat)21:47:00 編集
暴力批判論の課題は、暴力と、法および正義との関係をえがくことだ、といってよいだろう。というのは、ほとんど不断に作用しているひとつの動因が、暴力としての含みをもつにいたるのは、それが倫理的な諸関係のなかへ介入するときであり、この諸関係の領域を表示するのは、法と正義という概念なのだから。まず法の概念についていえば……。

(あとは頼む…、小僧… )
宮本浩樹 2007/01/13(Sat)22:39:00 編集
原文はあるんだから、めんどくさいのをがまんすれば、翻訳がないのはそれほど痛手でもないんだけど、でも、おれはめんどくさいのをがまんできぬ質なので、翻訳を買いに行った、というわけです。

で、結局、『ベンヤミンコレクション』はリブロには3巻目しかなくって、何にせよ『ベンヤミンコレクション』は買わなかったのだけど、そうか、「暴力批判論」は入っていないのか……って、あらためて本棚をチェックしたら、『ベンヤミンコレクション』と同じちくま学芸からの『ドイツ悲劇の根源』2巻本があって、それの下巻にある「〈付〉参考資料II」と題されたセクションに「暴力批判論」が所収されているのを発見。なんだ、おれ翻訳持ってたんじゃないか、と思うと同時に、というか、それ以前に、「何ですなおに『コレクション』に入れないよ?」と思ったのであった。
はやし 2007/01/14(Sun)06:49:00 編集
そういうわけで、宮本さん、および永遠小僧さんは、「暴力批判論」の訳を1パラグラフづつアップしていってください。
はやし 2007/01/14(Sun)06:50:00 編集
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