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さて、と。

  • Ekkehard Felder (ed.), Semantische Kämpfe , de Gruyter
    「知における権力と言語」という副題を持つ「意味の闘争」記? ペーパーバックにしては高いな。

  • Peter V. Zima, What is Theory? , Continuum
    人文科学や社会科学における「理論」とは何か? そういうことが論じられているのではないかと。

  • Christian Berner, Qu'est-ce qu'une conception du monde? , Vrin
  • Marc de Launay, Qu'est-ce que traduire , Vrin
    Vrinからの新シリーズ? だとすると、値段から察するに、クセジュのようなもんかな。ともあれ、前者は「世界観」について、後者は「翻訳」について。

  • Al Gini, The Importance of Being Lazy , Routledge
    だらけることの大切さ。書き出しはこんなふうに始まっている。「『われわれは、余暇を楽しむために働く』とアリストテレスは言った」。目次を見る限り、何か景気のよさそうな本です。

  • Iddo Landau, Is Philosophy Androcentric? , Penn. State Univ.
    「哲学は人間中心主義か」と受け取りそうになったけど、表紙を見るに、「哲学は男性中心主義か」ということなんでしょうな。ほとんど考えるまでもなく、男性中心主義、だと思うのだが。

  • Graham Oppy, Philosophical Perspectives on Infinity , Cambridge
    無限をめぐる哲学的問題集、といった趣の本。もうちょっと概論的な哲学的無限本としてはこういうのがあり(翻訳も出てるみたいです)、こっちのほうが読みでがある、かな。

  • Alberto Voltolini, How Ficta Follow Fiction , Springer
    虚構存在論もの。このトピックは何だかんだ気になります。そして、おしなべてこの手のものは、高い。

  • Guttorm Fløistad (ed.), Aesthetics and Philosophy of Art , Springer
    シュプリンガーからなにゆえにこんなものが?といっしゅん思いますが、たぶん以前はクリューワーとかそこいらから出ていたものでしょう。年表とかもついてるみたいなんで、そこだけでも欲しいですね。

  • Robert Wicks (ed.), Routledge Philosophy Guidebook to Kant on Judgement , Routledge
    これはそんなに高くないし、欲しいな。ラウトリッジからのカント三批判書ガイドブックはこれで完結、ですね。

  • Bernd Seidensticker et al. (eds.), Gewalt und Ästhetik , de Gruyter
    これはちょっと心動かされるけど、扱ってる範囲がギリシア古典期なんでフォローしきれるだろうか、とも。

  • Johan van Benthem et al. (eds.), The Age of Alternative Logics , Springer
    これは持っとかねばまずいような……。編集主幹がヴァンベンテェムだから、こういうことをぶちあげてる「ト」がかった本とは当然一線を劃しているだろうし。

  • Graham Priest, The Law of Non-Contradiction , Oxford
    ノンコントラと言えばやっぱりこの人でしょう。ただ、この手の本はけっこうたくさん所有してたりするので、いますぐに買う、というものではないな。

  • Michael Beaney, The Analytic Turn in Philosophy , Routledge
    詳細が知りたかったのだが、よく分からず。

  • Nancy Cartwright, Hunting Causes and Using Them , Cambridge
    副題に「哲学と経済学におけるアプローチ」とあるように、哲学と経済学をモデルケースとして、人文・社会科学における因果の使い方を考究する、という感じかな。

  • David Gamez, What We Can Never Know , Continuum
    哲学と科学における「盲点」論。何にせよ、知りえぬことは何かを知る、というのは大事なことです。で、安いし行っとこうかなあ、と思い、その前にリサーチを、と索引をざっと見てみたら、デリダとフーコーの名前が頻出……。でも、この2人の名前が登場するのは、ちょうど「狂気と理性」を扱った章に当たっているので、たぶん、例のデカルトをめぐる2人の論争が扱われてるんでしょうな。

  • Julian H. Franklin, Animal Rights and Moral Philosophy , Columbia
  • Roger Scruton, Animal Rights and Wrongs , Continuum
  • Hon-Lam Li et al. (eds.), New Essays in Applied Ethics , Palgrave Macmillan
    「動物の権利」というのは、考え始めるとむずかしい問題がいろいろと出てくる。だが、動物たちは、ものが言えぬ、というその一点において、だからこそ、人間は動物たちに対する責任=応答可能性=対話可能性を持つ、とも思われる。そうした「可能性としての対話」のためにも読んでおきたい。が、おれはまだこれすら読んでないのだった……。

  • Jean Gayon et al., L'éternel retour de l'eugénisme , PUF
    優生学というものほど毀誉褒貶にまみれたものもめずらしいだろう。それは、優生学の持つ危険にも敏感でありながら、どうしても抗い得ない力を優生学が持つことに起因するように思われる。この本は、『優生学の永劫回帰』という題が表すように、そうした優生学の持つ誘惑と危険を書いた本だ、と思う。

  • Samuel Clark, Living Without Domination , Ashgate
    副題に「アナーキスト的ユートピアの可能性」とある。目は通してみたいが、ちょっと高いな。

  • David Rose, Hegel's Philosophy of Right , Continuum
  • Laurie M. J. Bagby, Hobbes's Leviathan , Continuum
    両方ともコンティヌウムから出ているリーダーズガイドというシリーズの1冊。こういうガイド本に頼らず、原典をちゃんと読め、というのはごもっとも、なんだけど、でも、ヘーゲルの法哲はともかく、リヴァイアサンぐらいの長さになると、こういうのは1冊あると便利なのも事実。ちなみに、このリーダーズガイドシリーズではスピノザ『エチカ』編ヒューム『人性論』編も出ていて、それもどんなもんだろう、と気になっています。

  • David Ingram, Law , Continuum
    上と同じく、コンティヌウムからの「哲学の鍵概念」シリーズの1冊。扱われるのは、ルソー、ホッブス、オースティン、ヘーゲル、ミル、マルクス、ドゥウォーキン、そしてロールズ、という感じです。

  • Anne Wagner, Interpretation, Law and the Construction of Meaning , Springer
    解釈、法、そして意味の構築。この本と共振するような内容でしょうか。

  • Andrew Gibson, Backett and Badiou , Oxford
    どういう本すかね、これ。

  • Gregg Lambert, Who's Afraid of Deleuze and Guattari? , Continuum
    ほんと、誰が恐れてるんでしょうねえ。ともあれ、ランバートのドゥルーズ本としてはこっちのほうが面白そうかな。

  • Arindam Dutta, The Bureaucracy of Beauty , Routledge
    『美の官僚制』という、タイトルだけでいろんなことを考えてしまう1冊。もうちょっと詳しいことを知りたいもんです。

  • John Mullarkey, Post-Continental Philosophy , Continuum
    「ぽすとこんちねんたるふぃろそふぃー」ということで、ドゥルーズ、バディウ、アンリ、ラリュエル、なんかが扱われてますが、ドゥルーズ、バディウはともかく、アンリとラリュエルは日本ではややマイナー、ですかね。アンリは去年やっと主著の翻訳が出て(それはそうと、manifestationが「現出」って、どうよ?)、知名度もそれなりに上がってきたかもしれないけど、ラリュエルにいたってはアマゾンで調べた限り翻訳ゼロ。向こうではこんな本も出てるというのに。

  • Christopher Norris, Platonism, Music and the Listener's Share , Continuum
    日本でも『脱構築的転回』や『デリダ』などでおなじみのクリストファー・ノリスによる、魅力的なタイトルの音楽論。関係ないけど、ここまでコンティヌウムもの多いですな。

  • Samuel C. Rickless, Plato's Forms in Transition , Cambridge
    プラトンつながり。パルメニデス編を読む、ってな感じの本みたいです。題材を考えると、ほとんど「プロ向け」で、ペーパーバック版はちょっと望み薄だけど、ペーパーバック版が出た暁には購入を考えないでもない、という1冊。

  • Jodi Dean, Zizek's Politics , Routledge
    ジジェクはけっこうガチでポリティカルなんだから、とっとと「デリダ的転回」でもして、直球なもんでも書けばいいのに、と思うのですが、これまたデリダ的に言えば「郵便的」なもんばっか書いてますので、とりあえずそういうジジェクのポリティカルな部分をコンパイルしたこういう本が便利なんじゃなかろうか、と。ちなみに、新しく出た毛沢東『実践論/矛盾論』の翻訳にジジェクが序文を寄せてるらしいっす。そんな長いもんでもないだろうし、誰かアップしてくれないですかね。

  • Joan Busquets, Logique et langage , P.U. Bordeaux
    中世における言語論、そして論理学研究ってのは重要だ、というのは分かってるんだけど、おれはこれすらも読みこなせてないんで、まずはそこから、だな。
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