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こっちに来てからも相変わらずのエントリ展開ですんませんな。



まずは、買った本。

  • The Machinery of Freedom (David Freedman, Open Court)
    図書館で借りてはいたんですけど、これはやっぱり手元においておきたい、と思い購入。アナルコキャピタリズム論の古典、ですかね。それはそうと、この本に限らず、リバタリアニズム関係の本って、どこかふざけてると言うか、軽妙洒脱な筆致で書かれてることが多いのに、翻訳になるとそういう風味がほとんど感じられなくなってしまっている、と思うのは気のせいでしょうか?

  • Karl Marx's Theory of History (G.A. Cohen, Princeton)
    アナマルの古典。何か、安かったんで買っちゃいました。本当のところ、この本よりも600ページに届かんというMaking Sense of Marx のほうが気にはなるのですが、ちょっとお高いもので。



お次、気になる本。なぜだか、最近またもや「様相論理ってやっぱオモロいかも」と様相論理熱再燃の兆しがあり、それもあってか目についた本たち。

  • Quantified Modal Logic for Philosophers (James W. Garson, Cambridge)
    量化様相論理というのは、あまりの収拾のつかなさにえらいことになっている、という話をだいぶ前に聞いたことがあるのですが、最近それがどういう次第になっているのかまったくもって冥いので、ちょっと情報を仕入れておきたい、と思いまして。それなりに分厚くて(472ページ)、記述も懇切丁寧っぽさそうなのがいい。ただ、「哲学者のための」と言いつつ、それっぽい話題が目次を見る限り、最後の二章、「記述」と「ラムダ抽象」のとこぐらいしかなさそうなんですが、実際のところ、どんなもんなんでしょうか?

  • Possible Worlds (Rod Girle, McGill-Queen's University)
    同じく様相論理関係。この人の本は前著(になるのかな)Modal Logics and Philosophy を読んでいて、これが簡にして要を得ており、しかも、『様相論理と哲学』という題名に偽りなく、ちゃんと哲学的なトピックも扱っていたので、これもいい本なのではなかろうかと。



あ、あと、この間図書館から借りて今読んでいるScepticism Comes Alive がけっこう面白いんで買っちゃうかな、と少し思っているんですが、ちょっと高いんですよね。ペーパーバック待ち、かな。まあ、期日内に読み切っちゃえばいいだけの話なんですが。

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