大学に住むということ。 [留学]

ほとんど言うまでもないこと、なのかもしれないけど、大学内で生活する、というのは、なかなかに快適なものだ。

まず、生活のほとんどが、いや、極論すれば生活のすべてが、大学内で完結してしまう。たとえば、食べ物を例にとると、あるいてすぐのところに学食があるし、ちょっと足をのばせば夜中の1時までやっている学食もある。学食の評判は、側聞するかぎりあまり芳しくはないようだけど（高いわりにおいしくない）、おれはそれなりに満足しています。

また、治安も非常にいいように思う。治安と関係あるよなないよな、な例で言うと、荷物をそこら辺に放置しておいても、まず盗られることはない、という感じがある。もちろん、油断は禁物、であることは百も承知だけど、感覚的に、日本のある種の繁華街のほうが、よほど身に危険を覚えさせられる。

そして、これが一番のポイントであることは言うまでもないけど、図書館がすぐ近くにある。しかも、それなりに夜遅くまでやっていて、寮の部屋での勉強に倦むと、「資料を探しに」という方便でのこのこと出かけていき、小一時間ほど図書館のなかをうろつきまわる、というのは、まことにけっこうなものである。

つわけで、今日はメイン図書館のみならず、理工学部の図書館にも出向き（理工学部の図書館のほうが近い）、数理論理学系の棚のところで至福のときを過ごしたのでした。



ああ、課題を片付けなければ。