『世界の論理』のまとめ [本]

バディウの今のところの最新刊『世界の論理』の末尾には、ありがたいことに各章の重要な文言を抜き出した「66の言明」というのがappendixのような感じで付けられているので、それを息抜きがてらちょっとずつ訳すことにした。

で、訳し始めたはいいけど、これだけでは本当に「？？？」という感じで、電波炸裂以外の何ものでもない。とはいえ、ちょっと哲学っぽい本をこういうふうにまとめると、どれもこれも大なり小なり電波っちくなるかな、とも思うわけで、ちゃんとした読解には、当たり前だけど「本文を読みましょう」ということになる。

というわけで、頭からちゃんと読む、というのはさすがにムリだけど、あまりにもわけの分からないところは、その「言明」が出てくる辺りをちょっとはちゃんと読んで、補足説明をできればしたい。