買った本やら届いた本やら [本]

昨日は色々と、待ち焦がれていた本が手に入った日だった。

• ゲーデルと20世紀の論理学 (1)（田中一之[編]、東京大学出版会）
  はい、ついに、ですよ。でも、この巻ではあまりゲーデルの業績自体にふれる、というよりは、ゲーデルを取り巻く当時のロジックの状況説明が主な感じだから、ふつうの人はそれほど急いで読むようなものではないかも。とはいえ、おれには十二分におもしろかったです。で、この中では、やっぱり飯田隆の「ゲーデルと哲学」が白眉かな。
  
  
• Set Theory (Thomas Jech, Springer)
  第二版持ってるにもかかわらず、買っちゃいました。ごく些末な点だけにふれれば、この第三版は第二版と比べて、印刷がシャープになっており、それだけでもいい感じです。時間ができたら、第二版と第三版の異同を読み比べたい、と思います。
  
  
• Homo Sacer (Georgio Agamben, Einaudi)
  なぜだか紀伊国屋で『ホモ・サケル』のイタリア語原版が売っていたので、思わず買っちゃいました。それほどイタリア語が読めるわけでもないのに……（とはいえ、学部生時代、やむを得ない事情で何冊かイタリア語の本は読んだことあり。でも、忘れてるだろうなあ）。