『ダメットにたどりつくまで』 [本]

めちゃくちゃおもれー！と、とりあえずポイント大きめ、かつ太字で叫んでおきます。

詳しい内容、および感想などは、「書こうかなあ、書きたいなあ、でもどうだろうなあ、時間がなあ」なんですが、今とりあえず一点だけ、あまり議論の内実に関係はないけど印象的なことを書いておくと、それは、ダメットが論敵を反駁するときのやり方、だな。

ダメットは、論敵を反駁するにあたって、その論敵の立論を論敵が言っている以上にブラッシュアップしてからぶった切るんだけど、それが何ともカッコいい。上でも述べたように、この「カッコよさ」なんてのは、議論自体の内実に深く関わるものではあらねど、でも、やっぱりいいよね、カッコいいのは。

そうした「カッコよさ」に触れるためだけでも、読む価値はあるんじゃないかな。書誌情報はこちらで。