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つっても、TRCが和書の新刊情報を流してくれなくなっちゃったので、洋物の新刊、です。しかも、「新刊」でも何でもないものも、ちらほら。ま、勘弁してくれや。
・A. Vickery and B. Vickery, Information Science in Theory and Practice, K. G. Saur
どんな本だか皆目分からないのだけど、一応。
・John Willinsky, Access Principle, MIT
「学術論文へのアクセス無料化」への道。何だって学術論文で金取ろうとするやつがいるかねえ……。とはいえ、だったらこの本も無料で公開しろよ、という感じではあるんだけど。
・Hayden Ramsay, Reclaiming Leisure, Palgrave Macmillan
・O. Fahle and L. Engell (Ed.), Philosohie des Fernsehens, Fink
時間があったら、こういう「余暇/娯楽」の問題に取り組んでみたい。
・Peter Gärdenfors, The Dynamics of Thought, Springer
ペーター・ゲルデンフォルスの論文集。シュプリンガーに移ったSyntheseライブラリより。前期の意思決定理論、非単調論理から、最近の概念空間や帰納推論に関する仕事まで。
・William B. Irvine, On Desire, Oxford
時にわれわれの生を支配する「欲望」について。「余暇/娯楽」を考えることにも関連して。「なぜわれわれは、われわれの望むものを、望むのか」という副題が、分かるような分からんような。
・Robert Cummins et al. (Ed.), Minds, Brains, and Computers, Blackwell
全然新刊じゃないんだけど(2000年刊)、自分用にメモ。心、脳、そしてコンピュータに関するアンソロジー。ブラックウェルのこの哲学アンソロジーシリーズはどれもいいんで、この本も間違いないでしょう。
・Mark Eli Kalderon (Ed.), Fictionalism in Metaphysics, Oxford
われわれの知的活動は、別段「真理」を目指してはいない……スティッチに端を発する(のかな?)Anti-Truthな哲学。科学的説明、数学などを「虚構」のうちに基礎付ける。
・Robert Kirk, Zombies and Consciousness, Oxford
意識のないはずのゾンビの行動原理は何か?……ふざけているようで大真面目、そして、認識論のかなり深いところまで連れて行ってくれる主題。哲学における「ゾンビ問題」に関しては、この論文集所収の「ゾンビであるとはどういうことか」で準備運動を。
・J.C. Bcall and G. Restall, Logical Pluralism, Oxford
論理は別に一つじゃない……論理多元主義の期待の一冊。買っても、すぐに読む時間がないのが痛い。
・J. Goodenough and R.J. Read (Ed.), Film as Philosophy, Palgrave Macmillan
分析哲学系映画論。分析哲学系映画論としては、これ以前にもFilm Theory and Philosophy というのがあって、気にはなってたんだけどちょいと高かったんで見送ってた。でも、今度のこれはそんな高くないから、読んでみようかな。
・Richard Tieszen, Phenomenology, Logic and the Philosophy of Mathematics, Cambridge
ゲーデルと現象学、が主軸のテーマらしい。まあ、覗くだけは覗いてみようかな、と思ってます。
・C.H. Wellman and A.J. Simmons, Is There a Duty to Obey the Law?, Cambridge
「法に従う義務はあるのか?」って、言われてみりゃそうだよな、と。ま、言われなくてもそうか。
・Bruce Holsinger, The Premodern Condition, Univ. of Chicago
タイトルはふざけた感じだけど(言うだけ野暮だけど、これのパロディだもんね。つうか、今これ絶版なの? それはそれで問題ありのような気が……って、別に絶版じゃなかったわ。何見てたんだ、おれ)、おれは今こそ、モダンでも、いわんやポストモダンでもなく、「プレモダン=中世」を問題にすべきだ、と常々考えてるので、是非、とまではいかないけど、出来れば読みたい。
・Friedrich Kittler, Musik und Mathematik BandI-1, Fink
おおおおお! キットラーの新作だ! しかも、タイトルが『音楽と数学』! その上、全4巻!? これは、何を措いても読まなければ!
・Hristo Georgiev, English Algorithmic Grammar, Continuum
英文法のアルゴリズミックな取り扱い。もうちと安ければ、けっこう「即買い」なんだけどなあ。
・Linda D. Henderson, Duchamp in Context, Princeton
デュシャンの「大ガラス」を、デュシャンの書き物の総体に関係付ける。1998年に出たもののペーパーバック版。面白いんだろうなあ。
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