コンピュータの構成とアーキテクチャ [GRE CS]

GREのCS分野について、の続きだよ。

この大項目に関しては、かっちりまとまった本が何冊か、というか、何冊もあるので勉強しやすい。ただ、定番書（ヘネシー&パターソンのこれとこれとか、タネンバウムのこれとか）は例によって例の如く、どれも兇器に成り得るような分厚さで、こういうのに付き合ってると即死、じゃないでしょうか？　ただ、リファレンス的なものとして、どれか1冊は用意しておくと便利だと思う（そういう用途としては、ヘネシー&パターソンの2冊目に挙げたやつか、タネンバウムのかな）。

じゃあ何がいいのか、というと、テキトーな厚さのものなら何でもいいんじゃないか、という感じがする。たとえば、オーム社IT TEXTシリーズの1冊とか、ちょっと分厚めだけど同じくオーム社から出てる馬場敬信『コンピュータアーキテクチャ』とか（ちなみに、馬場さんが書いている『コンピュータのしくみを理解するための10章』は、コンピュータアーキテクチャに関する一般啓蒙書としてはよく書けていると思う）。洋物では、Essentials of Computer Architecture というのが、それほど細かくなく、「付け焼刃的勉強」には向いているのではないだろうか。

ま、何にせよ、最初にも言ったように、勉強しやすい分野です。



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