UBUWEB [音]

昨日UBUWEBで拾った、"365 Days Project"の音源の1月1日から15日にかけての分を聴いた。

で、その感想。

1. Unknown (Two Women Singing) - Audiodisc Recording
   そんなに「激ストレンジ！」って感じはないけど、確かに「これをふつーリリースしようと思うか？」という音ではある。
2. The Space Lady - Major Tom
   やる気のない電子音をバックに、これまたやる気のない女声ヴォーカルが歌う。ふつうにいいと思う。
3. Chris - Crazy Crazy
   "Ultra Lounge"に入っていてもおかしくないような一品。ヴォーカルは要らないかも。
4. The Dondero High School A Capella Choir - Fox On The Run/Sunshine Of Your Love
   ドンデロ高校コーラス部の録音。でも、何にも言われなければ、売れなかった80'sって感じで終わり、かも。しかも、長い！　ジャケがイカス。
5. Janeen Brady & The Brite Singers - I'm A Mormon
   モルモン教の布教歌。何か、教育テレビとかでこういうの流れてるよね。
6. Red Shadow (The Economics Rock & Roll Band) - Understanding Marx
   お、けっこうかっちょいいソウルじゃん。で、"Understanding Marx"でしょ？　いいんじゃない、すごく。歌詞が知りたいなあ。
7. Murry Wilson - Colonel's March
   ケンタッキーフライドチキンの宣伝歌だって。ヴォーカルのリヴァーブ具合がいい。
8. Elvis Casio and his Karaoke Hound Dog Revue - Jailhouse Rock/Don't Be Cruel/Teddy Bear
   これは……かなりキてるんじゃないかな。おれ最初、シュービー･テイラーみたいな（つっても誰も分かんないか）、ちょっとマッドな人がカラオケをバックに勝手に歌ったものをレコード化、ってやつだと思ってたんだけど、何とこれがカシオが、ポータブルカラオケの宣伝のためにちゃんと雇った人らしい。おそるべし、カシオ。
9. Mme St. Onge - Il (Help)
   あ、こりゃアウトだわ。フランス語でビートルズの"Help!"をカヴァーしてんだけど、ヴォーカルがトンチキ過ぎ。音はずしまくりなわりに、ヴィブラートとかはすげえかけちゃったりしてて、それが火に油を注いでる、というような。
10. Irwin Chusid with The Hoof & Mouth Sinfonia - Next
    うーん、何がおもろいんだかよく分からん。
11. The Juniors of Canarsie High School - Guilty/Over The Rainbow/Alma Mater
    スクールバンドもの第2弾。特筆すべき点はなし。
12. Michael Mills - Hidden & Satanic Messages In Rock Music
    ロックミュージックに隠されたサタンのメッセージを暴く！　かなりトンデモな解釈を施していそうです。でも、まあ、古典的っちゃ古典的だよね。
13. Chromalox - The Eight Seasons Of Chromalox
    Chromalox社の……何だこれは、啓蒙歌？　長い。
14. Cedar Point Jim - The Wind Beneath My Wings
    親父が自分の息子のために吹き込んだテープを、息子のガールフレンドがリーク。自分の親からこんなテープをプレゼントされたら、どうするよ？って思った。困るな、正直。
15. Picking Up Girls Made Easy - The Women's Clothing Store Pick-Up
    何だろ、これ？　何か「女の引っ掛け方」みたいなディスクリプションが付いてはいるんだけど……。今現在もテープで買えるそうなので、ご興味のある方は購われたらいかがでしょうか？

全般的に1曲が長い。曲主体のものだといいんだけど、言葉主体のものだと、やっぱり言葉の壁があるんで、長いとダレてくる。曲単体でおもろかったり、いいなってのは15曲中、3、4曲ぐらいかなあ。ま、こんなもんか。