買い本借り本 [本]

今日は色々と本が届いたり借りたり。

Principia Mathematica - Volume One B. Russell and A. N. Whitehead (Merchant Books, 2009)

Principia Mathematica - Volume Two B. Russell and A. N. Whitehead (Merchant Books, 2009)

Principia Mathematica - Volume Three B. Russell and A. N. Whitehead (Merchant Books, 2009)

これ（ら）については、このブログの読者には何の説明も要らない……ですよね？（参考: 『プリンキピア・マテマティカ』を読む）ともあれ、この論理学史上の古典中の古典が全巻買っても1万円しないぐらいのお値段で買えるのは、すなおによろこぶべきこと。

Structure and Interpretation of Computer Programs, 2nd Edition H. Abelson, G.J. Sussman, and J. Sussman (The MIT Press, 1996)

ツイッタのTLで言及されており、そして、さいきんまたSchemeに手を染めていることもあって、学校の図書館で借りてきた。翻訳は存在するが、どうやら訳がひどいらしいので、読みたい人はおとなしく原著を読むべきでしょう。さいわい、ネットで全文読めますし。

Œuvres: Tome 1 Paul Valéry (Gallimard, 1957)

Œuvres: Tome 2 Paul Valéry (Gallimard, 1960)

Cahiers: Tome 1 Paul Valéry (Gallimard, 1973)

Cahiers: Tome 2 Paul Valéry (Gallimard, 1974)

これも、ツイッタのTLに感化されて。

ヴァレリーは、学部時代に今回借りてきたŒuvresを手に入れ、それからしばらく紙葉に沈殿する日々がつづいた……その程度は入れ込んだ作家である。そのときすでにプレイヤッドのCahiersは絶版になっており、泣く泣く図書館で借りて読んだものだ。今回あらためてまた検索をかけてみると、相変わらず絶版状態がつづいている。こんな至宝を絶版にしつづけるなんて、ガリマールは、いや、フランスは何をやっておるのだ。¹

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1 単行本で買え、ってこと？　でも、1冊7,000円ぐらいするし、それを全巻揃えるとなると……てなもんで、ヴァレリー研究者ではない一般読者には敷居が高い。