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原稿書きをしながら流している音源の感想を逐次垂れ流します。


 trac[k]_t
Heribert Friedl
(Line, 2007)

いかにもLineらしい電子音がまざった弱音物音系。いまはスピーカを通して聴いているのだけど、こういうのはヘッドフォンをして、しかも、「何かをしながら」とかではなくじっくり聴くべき、と思われる(それはそうと、Lineから出たコンピColorfield Variationsをまだ聴けてないので、近いうち入手して聴かなければ)。


 Aether Obelisk
Baja
(Other Electricites, 2009)

1曲目から、俗に謂う「フォークトロニカ」という呼び名からおれが想起するまんまの音像が飛び出してきて、そしておれはそういう「フォークトロニカ」的な音像がけっしてきらいではないので、何かをしながら流していても気にならず、ふと作業の手を止めて流れる音に耳を傾けても「うん、なかなかいいじゃないか」と思えるので、そういう意味では良盤なんだけど、さりとて以後これを繰り返し聴くかと問われると、心許ない。

追記
何か、中盤からレコメン系みたいな展開になってきた。


 Bromst
Dan Deacon
(Carpark, 2009)

前作同様、異様に密室度の高いとっちらかったポップミュージックを聴かせてくれる。喩えて言うなら、明るくなったシュ・シュと言うか、風邪が治りかけたジョン・マウスと言うか。ことによったらアニマル・コレクティヴなんかを引き合いに出して語られそうだけど、どうしても外連味が隠しきれないアニマル・コレクティヴにくらべ、こちらのほうがなんぼか潔い音を出していると思う。


 Wet Fist
The Show Is the Rainbow
(Mesa Bluemoon, 2009)

上記ダン・ディーコンの名前が引き合いに出されていたので聴いてみたんだけど、ぜんぜんちがうじゃん! まあ、一人でやっているという部分ではちかいもんがあるのかもしれませんが、ダン・ディーコンに聴かれる「むせ返るような宅録感」は希薄。もっとも、そういう「むせ返るような宅録感」が苦手な人にはちょうどいいのかもしれません。が、おれには可もなく不可もなく。


 47 Songs
D.N.E.
(Room40, 2009)

あ、これはおもろい。早い話エトロン・フー・ルルブランです。まあ、あそこまでとっぱずれたと言うか、ハードコアではありませんが。


 The Day Everything Became Isolated and Destroyed
Nomeansno
(Virus, 1988)

何だかとつぜんとってもノーミンズノーが聴きたくなったので、おれがはじめて聴いたノーミンズノーのアルバムであるこれを。おれがこれを聴いていた当時、フールズメイト誌上で石井さんがこのアルバムを酷評していた覚えがあるけど、いま聴きかえしてもやっぱりそんなわるくないじゃん、と思う。


 Below Code
VA
(Comantose, 2003)

HDを漁っていたら、と言うか、iTunesに登録してあるアルバムを眺めていたら、ダウンロードしたはいいけど聴いていなかったComatonse10周年記念のこのオムニバスに目がとまったので、聴いた。1曲目から何か人を食った感じ。リンク先から無料でダウンロードできます。


 First If You Please
Los Updates
(Cadenza, 2008)

電子音系レーベルとしてはお気に入りのカデンツァからのそれなりに新しいリリースである「ロス・アップデイツ」という何だかよく分からない人(たち?)の音盤。基本はテクノポップなんだけど、後半に行くにつれていかにもカデンツァらしいじっとりとした感じになっていくのがすてき。全体に派手ではないけれど、この先もちょくちょく聴きそうな予感。


 Ride on a Brand New Time
NLF Trio
(Prohibited, 2009)

この音盤(というか、このバンド)を紹介するに際してカンを引き合いに出す事例が多いようだけど、おれがじっさいに聴いて思いうかべたのはカンというよりもプルラモン。ただ、プルラモンからしてそもそも「カンっぽい」と言われたりもするので、おれのカンのイメージがおかしいのかもしれない。


 >Single
Pub
(Ampoule, 2003)

さいきんけっこうよく聴いている気がするパブのシングル集。一言で言うと「刻みの細かい(と感じる瞬間もある)ガス」という感じで、深夜の作業のBGMにはもってこい。いいアルバムなのに、入手困難なんてもったいないね。


 Königsforst
Gas
(Mille Plateaux, 1999)

というわけでガス。で、そのガスのアルバムのなかでも、比較的あまり聴いていない、これを。やっぱり、ガスはよい。

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コメント
どもです。こんばんは。

ご教示いただいたテムリッツのブツですが(ほんと、これ、「ブツ」って言い方がふさわしいですね)、今日それなりにしばらくComatonseのページを見ていたくせに、ぜんぜん気づきませんでした。ともあれ、ぼくはややコレクターの気があるので、ちょっと食指が動いてしまいました。それにしても、これを購入する法人ていうのがもしあれば、なかなかあっぱれな法人です(でも、美術系の研究機関とか、買ってもおかしくないかも)。
はやし 2009/03/22(Sun)23:39:12 編集
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