借り本買い本 [本]

図書館で借りたりアマゾンとか隣り町の本屋で買ったりした本。

Phenomenology and the Crisis of Philosophy (Torchbooks) Edmund Husserl (Harper Collins, 1964)

これは図書館で借りた。「厳密な学問としての哲学」と「哲学と西欧人の危機」を所収。「厳密な学問としての哲学」って、じつは高校生のときに中公の世界の名著で読んだっきりなのだけど、そのときはフッサールの謂う「厳密」ということについてほとんど分かっていなかった、と思われる。

Spook Country William Gibson (Berkley Pub Group, 2008)

図書館で借りていたのだけど、そもそも安いペーパーバック版がさらにバーゲンプライスで700円ぐらいになっていたので、迷わず買い。いつの間にやら翻訳が出ていたようです。

Music, Mysticism and Magic: A Source Book Joscelyn Godwin (Arkana, 1987)

ここから以下は、隣り町の本屋のバーゲンブック。で、これは、プラトンからシュトックハウゼンまで、音楽に潜む「異力」について書かれたもののアンソロジー。そのときは気づかなかったけど、この編者、『星界の音楽』（翻訳）の人なのね。

Introducing Logic Dan Cryan (Totem Books, 2009)

バーゲンブックだから、ということで、あまり期待もせずに手に取ったのだけど、これが予想以上におもしろい。まあ、ごく初歩的なことばかり書かれていて、労少なくして読めるからということがでかいんだろうけど。翻訳は出てないのかな？