ひさかたぶりの外出 [本]

学校も冬休みに突入、それと同時にけっこう雪ぶかくもなってきて、おまけにわんさと書きもの仕事をかかえてるとなれば出不精になるのも詮無いことですが、早急に送らなければならない郵便があったので、今日ひさかたに外出してきました。

で、どうせ出かけたんだから、ということで、もちろん図書館に。ざっと新刊書籍の棚を見たあと、ytbさんが紹介していたバフチン＆メドヴェージェフ『文学研究の形式的方法』（日本語訳。高い）を借りる。「形式的方法」と言ってももちろん、ページに記号が乱舞するようなそれではなく、「ロシア・フォーマリスム」と言った場合に想起される、あれ（うーん、われながら何だかよく分からん説明だ）。ともあれ、ロシア・フォーマリスムというのは、知ってるようで知らないことが多いと思われるので、空き時間に拾い読みでもできれば。

図書館のあと、さいきんリニューアルオープンした生協（広くてきれい）をうろつく。そこの本のセクションは、まあ「無難」な品揃えで、それほど食指が動くようなものもなかったのだけど、バーゲン本のコーナーでMADを年代別に編集したMAD for Decadesが売られていたのでとうぜん確保。前に買ったDVDも忙しくてぜんぜん見られていないけど、来るべき「ひま」のためのおたのしみとすることにしよう。

何だかんだ小一時間ほど生協をひやかして家に帰ると、古本屋に注文したエヴニンのDonald Davidson（日本語訳）が来ていた。これは、このあいだ言語哲学ゼミ本を紹介したときに、そこでのコメント欄でベーやんがこの本に言及し、「ああ、あれはたしかにおもしろく、よい本だよな」と読みたくなったのだけど、何たることか図書館に所蔵なし、というわけで買った。

と、そんなこんなでけっこうな息抜きを図らずもしてしまったので、今現在たいへんなことになっております（というか、けっきょく本エントリかよ、と）。