にっき [雑]

今日はテストを受取りに¹、哲学科へ。

先生からテストを受取るとき、世間話ついでに4次元主義²について話す。そういう、ちょっと学術がらみの話はよゆうでできるのに、ほんとうにざっくばらんとした世間話はいまだやはり苦手で、「日本もここみたいにけっこう寒いところがあるの？」という何てことはない質問を3回ほど聞きかえしてしまう。

帰りに図書館に寄り、注文していた本を受取る（何か、受取ってばっかだな）。注文していた本は、おなじみSyntheseシリーズのヒンティッカ編集『デーデキントからゲーデルへ』というアンソロジーで、本来だったら即座に買ってしまってもよいようなものなのだけど、260ドルという値段にちょっと尻込みし、とりあえず図書館に注文して様子を見ることにした。

家に帰ってきて、少し仮眠をとり、ややしばらく益体もないことに現を抜かし、今に至る。これから、明日提出のもろもろを準備しなければ。ほんと、たいへんだ。

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1 テスト、と言っても、おれは受けるほうではなく、採点する係。総数200人ほどのテストを採点していると、「最初はきついけど、乗ってくると終わるのが惜しくなる」（大意）と言っていた柄谷行人のきもちが、ちょっと分かるような気がしてくる。

2 4次元主義については、おれもぜんぜん詳しくないのであれこれ言うのは気が引けるが、4次元主義について知ろうと思ったとき、いまのところサイダーの同名書がいちばんまとまっているのではないだろうか。