借りた本とか借りようと思ったんだけど所定の位置になかった本とか図書館にそもそも所蔵がなかった本とか [本]

タイトルどおり。

Handbook of Logic and Language J. van Benthem and A. ter Meulen (eds.) (MIT, 1997)

まず借り本。これは、ほんとうだったら持ってなきゃまずいような本。「言語」というものをある程度フォーマルに扱うさいには最低限それぞれのトピックのさわりぐらいは押さえておかなければならないということが、この本には詰まっている。だから、ほんとうは、ちゃんと所有したうえで、「書込み」「本ばらし」等をしながら、徹底的に「読みつぶす」必要がある。

Code: Version 2.0 Lawrence Lessig (Basic Books, 2006)

おつぎは、借りようと思ったのだけど、所定の位置に配架されておらず、けっきょく借りられなかった本。まあ、「ヴァージョン1」は翻訳でではあるけど読んでいるし、さらに、じっさいにはそれほどの「ヴァージョンアップ」はなされていないようなので、そんなに急を要するものではないのだけど、このエントリでのやりとりを経て、この本を軸にちと考えてみたいことが出てきたので。安いもんだから、いっそ買っちゃってもいいんだけど。ちなみに、このヴァージョン2も、翻訳あり。

Handbook for Language Engineers (Csli Lecture Notes, No. 164.) Ali Farghaly (ed.) (CSLI, 2004)

で、そもそも図書館に所蔵自体なかった本。これは、日本の住処にあり、でもろくすっぽ読んでいなかったので、うえで言及した「内容と形式」で「『ちゃんとしたHTML』を普及させるより、ユーザエージェントレヴェルであれこれしちゃったほうが、むしろその『理念』の実現には早道」という啖呵を切ってしまったので、微力ながらその「責任」を取るために参照しようと思ったのだが。