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ごくごくあっさりと。



まず、アマゾンJPで検索をかけてもぜんぜんヒットしないラスタノトンものから今日の聴音はスタート。カンディンレイは、あまりラスタノトンぽくない前半もなかなかよいのだけど、やはり後半の「ならでは」になってからが聴きもの、だと思う。カールステンニコライ、フランクブレットシュナイダー、そしてバイトーンのオラフベンダーという、「ラスタノトン大御所勢」と言ってもいい人たちのシグナルは、けっこうダンサンブルというか、しょうじきおれにはちょっと「うるさいな」と感じられてしまうもので、とちゅうで聴くのを止めてしまった。

そこから、なぜだかシド時代のピンクフロイドに。『夜明けの』は、何度聴いてもいい。で、こいつを聴いたらシドのソロ作を聴かずにはおれまい、ということで、『きちがい帽子』を。これは、ほんとうにどれだけ聴いたか分からない。

シドからビロングの流れは、分かりやすい。にしても、これはいっぱんには「怪盤」とか「迷盤」とか呼ばれてしまいそうなものだけど、聴いていてすなおにきもちよい、と思う。このあと、これと似たテイストのゼラのテープ作(こちらで紹介)に流れこんでもよかったのだけど、前にイェスとのスプリット盤でその音にはじめてふれて「世に言われてるほどわるくないじゃん」と思ったエルヴィウムを聴いたのだけど……いや、やっぱり世での言われようは正しいかもしれん、と思ってしまった。なんつうか、「音の佇まい」がだめすぎる。

つわけで、本物に登場ねがいました。われらがウィンディアンドカールです!(そういやウィンディのソロ作が出たんだよな。聴かなきゃ。にしても、すごいタイトルとジャケである)うーん、やっぱりいい。しみじみいい。



そんな感じで夜はふけてゆく。

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どうでもいいですが、シドバレットのThe Madcap laghsのMadcapって、無鉄砲とかそれ自体意味があって、帽子じゃないんですね。邦題が有名すぎてもう完全に誤解して覚えてました。
長谷部 2008/05/02(Fri)09:15:00 編集
そうそう、そうなんだよね。まあ、たぶん、語源的には"mad hatter"と同じような感じで、かぶり物にはいつも「狂気」の影がまとわりつくのだけど(そして、シドは多分にそこいらに自覚的だったと思えるのだけど)、にしても、邦題の『帽子が笑う、不気味に』は、『狂った帽子が笑う』とかのストレートさを避け、ふつうに訳してもそれなりにふつうの日本語になると思しき原題を、あえて翻訳調に仕立てあげなおし、結果それ自体としてけっこういい線いってるんじゃないか、と思われもする。
はやし 2008/05/02(Fri)13:54:00 編集
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